コンドルとカモメのVoyage

【世界三大カップ戦】第23回ちばぎんカップ 2018

time 2018/02/04

【世界三大カップ戦】第23回ちばぎんカップ 2018

sponsored link

結果

=====================
第23回ちばぎんカップ
ジェフユナイテッド千葉 vs 柏レイソル
2018年2月4日(日)
フクダ電子アリーナ
13:03キックオフ
=====================

=====千葉=柏======
(前半)  0 - 0
(後半)  1 - 4
=================
合計   1 - 4

●得点者
14分 クリスティアーノ(柏) 0-1
75分 瀬川 祐輔(柏) 0-2
85分 伊東 純也(柏) 0-3
86分 指宿 洋史(千葉) 1-3
90+4分 ハモン ロペス(柏) 1-4

スタメン

46分
OUT熊谷 アンドリュー
IN佐藤 勇人

61分
OUT矢田 旭
IN岡野 洵

61分
OUT為田 大貴
IN指宿 洋史

69分
OUT山本 真希
IN清武 功暉

69分
OUTラリベイ
IN船山 貴之

73分
OUT茶島 雄介
IN溝渕 雄志


46分
OUT山崎 亮平
INハモン ロペス

68分
OUTクリスティアーノ
IN瀬川 祐輔

69分
OUT大谷 秀和
IN細貝 萌

77分
OUT江坂 任
IN中川 寛斗

82分
OUT小池 龍太
IN今井 智基

82分
OUT中谷 進之介
IN鎌田 次郎

熱い熱い千葉ダービー

個人的には2014年以来ひさびさ。
あのときもそうでしたけど、ちばぎん仕様のフクアリのスタグルの充実度よ。普段のリーグ戦のときの倍はお店が出てました。レイソルカリーがいたりと、レイソルの試合時にでいつも出しているお店もあったんじゃないかと。とりあえず寒かったので、勝浦タンタンメンを。

で、試合のほうですね。
ジェフはキャンプから戻ってきたばかり、レイソルは今週にACLを戦ったばかりということもありレイソルのほうがコンディションも整っており、実力的にも上なので結果として差がつくのはまぁしょうがないところでしょう。レイソルもさすがにメンバー落としてくるかと思いましたが、半数はACLを戦ったメンバーがそのまま出場。伊東純也に至ってはフル出場でした。

ジェフのほうは、基本的に昨年の主力をそのままに、GKのロドリゲス、CB増嶋、左SB高木、IHの茶島を補強選手を起用。まだコンディションが整っていないエベルトや、新加入の小島秀仁はベンチ外。

レイソル押し気味かなーと思ってましたが、序盤はジェフがボールを持ってリズムを作る展開。特に攻撃時は両SBが高い位置を取ってボールを受け、さらに得意のハイプレスでボールを奪い返していたのでなかなかレイソルはリズムに乗れませんでした。

ところがやはり実力が上手のレイソル。
ジェフの高いラインの裏を伊東やクリスティアーノがスピードでぶっちぎる場面が増え、決定的なシーンをいくつか作るものの何とか守られ前半は0-0。

後半に入ると、1分にいきなり試合が動く。中盤でレイソルがファールを受け、プレーが止まると思ったジェフDFの足が止まる。裏に伊東が抜け出し、折り返しをクリスティアーノがゲット。完全に近藤直也はプレーを止めて歩いていましたし、ゴール後も主審と話していました。

2点目も伊東。CBからのフィードに抜け出し、切り込んだところで後ろからサポートに入った瀬川へ。瀬川がダイレクトで放ったシュートは見事な放物線を描きゴールへ。これはGKロドリゲス一歩も動けず。

3点目も、ゴールキックの流れからなぜか中央左にいた伊東が横パスを受け、一瞬のスピードで交わして切り込みゲット。

その直後、ジェフ右サイドで抜け出した溝渕がGKと1対1に。シュートはいったん弾かれるもののそのボールを拾い、指宿が決めて1点返す。

ただ、試合終盤に途中から入ったCB岡野がハムストリングを痛めて退場しており、交代枠を使い切っていたジェフは1人少ない展開に。またもや伊東に右サイドを抜け出され、クロスをハモンロペスがプッシュして4点目。これで伊東は全得点に絡む活躍。

まさに伊東純也劇場で1-4で試合終了となりました。

まぁレイソルの強さ、選手層の厚さは言うまでもないので置いといて、ヴェルディとは開幕戦であたるジェフのほう。
まずこの試合に関しての結果は気にするこたぁない。特に失点は1点目はやや事故だったし、2点目はスーパーゴール、3,4点目はバランス崩してまで攻めたり、上述の通り1人欠いている状態での後半ロスタイムの一撃ですから。

試合見た印象は、去年と良くも悪くも変わってないなぁという感じ。ハイライン・ハイプレスをベースにするのはは変わっておらず。いいところでボールを奪ってゴール近くまでしっかりと運べるんですが、最後を決めきる力が足りない。試合を通して、中村航輔を脅かすシーンは2,3度くらいじゃなかったでしょうか。

守備に関しても、ハイラインの裏をぶち抜かれるのは同じ。ただスピードがあるだけならうまくGKがカバーすれば何とかなるかもしれませんが、パスでリズムを作ってCBを動かされたタイミングで抜け出されると捕まえきれない。この試合は伊東純也と相性が悪すぎでした。

去年からの変化といえば、まず茶島が去年の町田のように攻撃のリズムを作っていたこと。それにより、町田をもう一列前のウイングの位置で起用することが可能になってます。ただ、町田がそこで良さを発揮できていたかといえばそうでもなく。やっぱり彼は中盤で生きる選手だと思うんですがどうでしょう。

左サイドの高木利弥もなかなかいいアクセント。スピードを生かしたドリブルはもちろん、左利きとは思えないくらい中へカットインもでき、ジェフのサイド攻撃を活性化。ラリベイへのアシスト数は増えそう。

そして何といっても、GKのロドリゲス。
まさにアルゼンチンらしいGKで、シュートストップは練習を見ていても安定しており、キャッチと弾く判断が明確。ハイラインの裏をカバーする能力も高そう。というか好きそう。そして今日見た人を驚かせたのが、左足のフィード能力。ロングパスはほぼピンポイントで味方へ通り、相手FWの強いプレッシャーも苦にしない。また、ちょっと無理目の体勢からも「え、そこに蹴るの?」ってところへ強く正確にボールを飛ばす。この1試合だけで言うのはあれかもしれないですが、西川周作と同レベルの左足を持っているという印象を受けました。CKをキャッチしてからのパントキックでチャンスも演出したり、これは面白い存在だなぁと。

ただ、やっぱり優也に近いネタ要素もありそうで、シーズン中に数回は「アレレ?」っていう失点しそうな気もしますが。

ヴェルディとしては、このあたりを積極的に狙っていきたいですね。特に去年に優也からロングを決めた高井は、同じの再現あるよ。

まとめ

やっぱり良いスタジアムで、良い雰囲気の中でのサッカーを見るってのはいいですね。改めてそう思います。
今日の試合はお互いテンションも高く、しかも約1万5千人が入っており、プレシーズンマッチという枠組みを大きく超えた好ゲームでした。こういったゲームをこの時期に見れるのは、千葉県民として嬉しい限りです(笑)

さて、ヴェルディにとってはジェフのこのゲームを事前に見れるのは開幕戦に向けて大きなヒントとなるはず。開幕まであと3週間、ジェフもこのままでくるとは思えませんが、いい準備をして臨んでほしいと思います。

sponsored link

コメント

down

コメントする




スタジアム

マリーンズ

ヴェルディ



sponsored link

2024年12月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ブログランキングに参加しています

PVアクセスランキング にほんブログ村