2019/01/29
sponsored link
結果
===川崎==東京V=====
(前半) 0 - 0
(後半) 0 - 0
合計 0 - 0
●得点者
なし
(67’)齋藤 功佑(out)→チアゴ アウベス(in)
(83’)木村 勇大(out)→山見 大登(in)
(64’)エリソン(out)→小林 悠(in)
(64’)マルシーニョ(out)→遠野 大弥
(72’)山田 新(out)→家長 昭博(in)
(72’)ファンウェルメスケルケン際(out)→瀬古 樹(in)
(84’)脇坂 泰斗(out)→バフェティンビ ゴミス(in)
あと一歩はすぐそこのドロー
最初に。
ダービーって言葉の意味、理解してますか?
この試合に関してはDAZNもそんな感じで煽ってたし、ヴェルディが等々力をホームに川崎の名を背負って戦ってたのは事実。でも、今は東京。俺ら東京、なんです。
Xでも呟いたように、ここに関してはもはやサッカー専門メディアの体をなしてないほど記事の質も低いんで別にいいんですけど、川崎ダービーって言葉をXで検索すりゃ、どういう人たちがどういう意味合いで使ってるかようわかりますよ。ヴェルディサポーターとしてどう言われようが気にしないけど、自分もWEBメディアの人間として、なんというか、報道メディアとしてのレベルの低さに驚くばかりですわ。
はい、試合と関係ない話は以上。
ヴェルディは谷口に代わり千田がスタメン。右SBも急遽宮原が不在で翁長が入ることに。去年のアウェイ岡山だっけか、朝起きたら宮原がプレーできない状態だったって。結果として、マルシーニョという韋駄天相手に翁長はよくやってくれました。外から見てると試合終盤はだいぶヘロヘロに見えたけど、インタビューでは「余裕っす」みたいな。
千田&林の組み合わせということで、結果としてクリーンシートで締めたんだから言うことはなし。川崎がエリソン、山田新という2トップできてくれたことで、それぞれやることがより明確でやりやすかったんじゃないか、って気も。むしろ家長とか小林悠とかが最初からいたほうが流動的で嫌だったような。
ビルドアップに関してはボールを持ってドライブすることも少なくシンプルに。厳しければ両CFが背後やサイドの奥に走ってそこに長いボールを蹴る。染野も勇大も簡単に競り負けることもなければ、体を張ってキープして奪われることもほぼない。彼らをサポートする中盤4人の運動量も抜群。常に走行距離の上位に入る見木、稲見に注目がいきがちだけど、前半だけならコロ助の走行量がチームトップ。90分通してやったら一番かもしれない。
ただまぁ決定力ね。深澤のヘッドの折り返しでフリーになった場面、GKへのプレスでボールを奪った場面、そして後半含めて、1本は決めてくれ染野。それを決めてたら、パリ五輪もぐっと近づくよ。
まとめ
この日は67分にコロ助⇒チアゴ、83分に勇大⇒山見と交代は2枚のみ。雑な言い方にはなりますが、去年までは交代選手を存分に使って「バトンをつなぐ」戦い方で90分の質を落とさずやってきた。ところが今年は、相手のレベルも上がったことで、交代選手がうまく機能せずに試合終盤に質が落ちるのを避けられなかった。当然その解の一つはベンチメンバーの底上げなんだけど、一方で、スタメンをなるべく引っ張るってのも解の一つのようになったのは、ちょっと皮肉なもんで。
来週からはGW。1月で8試合を戦う過密日程で、鹿島戦では染野、林も出場できない。この日、千田が何の問題なくやれたのは好材料で、他のベンチメンバーもあとちょっとのところまできてるとは思います。とはいえ、この試合に限って言えば、千田の個性が生きるような戦いで、相手もそれにうまくハマってくれた感はあったので、今後まだまだ壁に当たるときはあるでしょう。でも、それをぶち破ってくれるだろうという期待値も見せてくれた。
ぎりぎり踏ん張って今の順位。一つ負ければ底がすぐ見えるので非常にヒリヒリした状況がこれからも続くだろうけど、サポーターも含めて気持ちを強く持って、この連戦を乗り切りましょう。1か月後には一気に成長した選手たちとともに、中位くらいにいれたらいいな…と思いつつ。