2019/01/29
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今年もなかなか力を発揮できないまま…
中野雅臣のFC今治への期限付き移籍が発表されました。期限は今年末まで。海江田さんマガジンの竹本GMのコメントの通り、「復帰を前提とした移籍」とのことです。
まず、今シーズの彼のここまでの出来を振り返っておきましょう。今シーズンの出場は6試合+天の杯(すくねーなぁ。。。)。
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1節 vs徳島(A)
→澤井、ダブルアンザイの負傷でWBの本職が不在になったことで出番が。まさかの誰も予期せなかった右WBでスタメンもなかなか機能せずに後半頭からは左WBへ。しかしなかなか良さを生かせず、負傷から滑り込みでベンチ入りしたアンカズに77分にバトンタッチ。
4節 vs山口(A)
→2-0とリードの89分にFWで投入。出場時間短く特に何もできず。
10節 vs福岡(A)
→1点ビハインドの残り5分で投入。ドウグラスとアランの2トップの後ろでトップ下気味でプレーするものの、やはり福岡の厚い壁に阻まれチャンスに絡めず。
12節 vs横浜(H)
→同点の場面、後半終了間際に投入。積極的にドリブルで仕掛けてFKを得るなど、短い時間ではあったものの今年一番見せ場を作ったような。
14節 vs千葉(H)
→ミッドウィーク開催で多少ターンオーバーするなか、CFでスタメン出場。ハイラインの千葉相手にスピードを期待されて投入されるもオフサイドを警戒しすぎたかなかなかパスが出てこず、逆にポストプレーがうまくいかず、ボールロストが多かった印象。後半10分でドウグラスに交代、ここから彼を起点に3ゴール生まれたことで立場はより厳しいものに。
15節 vs京都(H)
→1点ビハインドの場面でワントップに投入。ただ、ドウグラスやアランがワントップにいるときのようなロングボールが増え、中野が得意なスピードを全く生かせず。
天皇杯 vs千葉(A)
→大輔との2トップでスタメンも、ホームでのジェフ戦と同じく72分にドウグラスと交代。
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ってことで、まぁ散々ですね。
3年目の今年は覚醒を期待され、背番号11を背負い、大きな飛躍の年になると思っていたのですが・・・。
ただ、やはり彼の特徴が全くといっていいほど出場した6試合で活かされることもなく、オールラウンドになんでもできるが故にロティーナも使い方に困っていたのかもしれない。
テクニック、走力、長身、左利きとポテンシャルは高いのは確か。翔哉、澤井、潮音、皓太と小っちゃくてうまい系譜のヴェルディユースの歴代10番のなかで、長身かつセンターバックもちょっと経験した異才だけに、ぜひこのレンタル移籍のチャンスをものにしてほしい。
彼に必要なのは、とにかく試合に出続けること。そこで学んで、トライアンドエラーを繰り返すこと。残念ながら、今年に限ればそのエラーを修正して次に生かすチャンスがなかなか回ってこなかったこともあるので。
ポジションはどこでもいい。できれば、走力を生かしたダイナミックなプレーができる右サイドの選手として成長してほしいですが・・・アンカズを脅かすような、左サイドのアタッカーでも良い。とにかく一皮むけること。今治の監督も、年代別代表の時の監督の吉武さん。まだ3年目とはいえ、この移籍は最初で最後のチャンスですよ!
2016年の振り返り
2015年の振り返り