2019/01/29
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結果
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2017明治安田生命J2リーグ第20節
FC町田ゼルビア vs 東京ヴェルディ
2017年6月25日(日)
町田市立陸上競技場
18:03キックオフ
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————町田—東京V———
(前半) 0 - 1
(後半) 2 - 3
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合計 2 - 4
●得点者
6分 渡辺 皓太(東京V) 0-1
51分 畠中 槙之輔(東京V) 0-2
56分 アラン ピニェイロ(東京V) 0-3
64分 吉田 眞紀人(町田) 1-3
77分 安在 和樹(東京V) 1-4
90分 戸高 弘貴(町田) 2-4
スタメン
51分 渡辺 皓太 → 井上 潮音
68分 高木 善朗 → 橋本 英郎
81分 アラン ピニェイロ → 高木 大輔
57分 谷澤 達也 → 吉濱 遼平
62分 李 漢宰 → 戸高 弘貴
71分 重松 健太郎 → 中村 祐也
スカウティング通りの結果
攻撃は今シーズン一番の出来だった、まさにその通りだと思います。非常にコンパクトな陣形を保つ町田は、ボールサイドに極端に寄るため、こちらのウイングバックはガラガラ。町田の狙いとしては、逆サイドへの展開を防いでボールを奪い取り、最短距離でシンプルにゴールを目指す。展開された場合は素早くスライドして対応する。
昨年にアウェイで対戦したときはその戦略に見事にハマってしまい、逆サイドへ展開できない、サイド深くへの適当なボールにアラン、ドゥグを走り込ませるだけの中身のないサッカーになって負けてしまいました。
この日は、3バック全員が対角線へのロングボールの意識を強く持っており、内田と皓太を経由することなく多少のミスもお構いなしにバンバン狙っていく。ただ、アンザイがボールを持つところまでは相手も想定内なわけですよね。そこから素早いスライドで押し込んでいくのが町田の強み。
ところが相手にそれがうまくハマらなかった要因は、例の“逆足配置”なんですね。
当然、アンカズも幸輝きも中へ切り込むのが一番得意な形。さすがに相手だってその辺はよくわかってるんですが・・・一方で、2人とも最初のプレーで苦手な足のほうの縦への突破を仕掛けてるんですよ。さらに、3トップが相手のセンターバックを引き連れて裏への抜け出しを確実に狙ってる。
要は、選択肢が非常に多い、有利な状況を作ることに成功してるわけですね。
ヴェルディのストロングである両サイドを、町田のウィークである逆サイドへ展開されたときの対応にそのままぶつけたと。
これにより、Wアンザイはやりたい放題、サイドの攻防は完全にこっちのもの。
さらに、自陣空中戦で高い勝率を誇る深津、キム・ソンギの両センターバックに対して、ケツに火の着いたドゥグ、アランが空中戦で勝っちゃうわけで。さらにさらに得点の場面では、ゴール前に人数が足りないと思ったらダブルボランチが2人とも飛び込んできてるわけですね。
で、皓太がプロ初ゴールを頭で奪っちゃうと。
2人が攻撃への意識を高く持って、いつでも飛び込める位置にいたのもゴールを生んだ要因でした。
この攻撃に対してゼルビアが対策を取れない前半のうちに一気に畳みかけたいところでしたが1点のみで前半を終えてしまったのは残念なところ。ただ、後半の10分で2点追加してほぼ試合を決めたので、まぁ良かったと。
セットプレーと、ドゥグの裏抜け、キープ、逆サイド内田への展開から相手を交わしてアランへのスルーパス。お見事でした。
劣勢の打開
後半21分に失点。このシーンでは最終的には畠中がかわされてしまいましたが、その前の中島にボールが入ったときの平の寄せがちょっと甘かったかな。もしかしたら、ゴールからはまだ遠かったからグイグイ寄せずに距離をとったのかもしれないですが、結果的にここで簡単に前を向かせてしまったことで、吉田に良いボールを通されてしまったので。
もし、もうワンテンポでも遅らせることができていれば、最後の場面で井林か内田がカバーに入ることができたのかな、と。
このゴールから10分強は完全に町田のペースで、いったい何本コーナーを与えてしまったのか。
この後半30分あたり、ヴェルディの弱みかもしれません。この時間帯は何があれって、ドゥグとアランのペースが落ちだすんですよね。空中戦は競らず、地上戦のボールキープも踏ん張れなくなってあっさり奪われてしまう。前半はガッツリキープしてタメを作って攻撃のリズムを生んでいたのに、それがなくなる。全体の押し上げができなくなり、防戦一方になる・・・
そこで3-1-4-2の形にすることで、ボールをキープするタスクをアラン、ドゥグから橋本、潮音に任せつつ、FW2人は裏を狙うシンプルな動きで相手を押し込む・・という狙いがあったんじゃないかと思ったり。特にこの時間は町田も4-1-3-2に切り替えて前の人数を増やしていたため、アンカー脇でボールを持てれば劣勢を打開できると。
実際のところ、そこまで効果はあったかはさておき、アンカズドカン!で吹き飛ばしちゃいましたからね(笑)
あれもゴールシーンばかり注目されちゃいますけど、右サイドで作ってアンカズ→幸輝きのサイドチェンジ、縦へ抜け出してのCK獲得からですから、やはり狙いがハマッた形でした。
まとめ
いやぁ・・・柴さんに申し訳ないですね、ユニの色の件をまき散らしてしまって。
とにかく、赤で勝てて安心しました・・・
#赤ユニ
#やっと
#勝てました
#みんなが
#気にするから
#私も
#気になってました pic.twitter.com/mfrOQ0V3zn— 柴崎 貴広 (@shibasaki26) June 25, 2017
はい、これで3位。名ばかりの3位だし、序盤の堅守はどこへやら、リーグ2位の得点力ですよ(笑)
次節はアウェイ熊本・・・うーん、行けぬな。みなさんに託します。
コメント
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