【Result】2023第25節vsFC町田ゼルビア（A）

結果

===町田==東京V=====

(前半)　　2　-　0
(後半)　　　-　2
合計　　2　-　2

●得点者
（2’）藤尾 翔太（町田）　1-0
（38’）安井 拓也（町田）　2-0
（73’）染野 唯月（東京V）　1-2
（83’）染野 唯月（東京V）　0-2

（46’）千田 海人(out)→加藤 蓮(in)
（46’）北島 祐二(out)→齋藤 功佑(in)
（66’）谷口 栄斗(out)→山越 康平(in)
（66’）甲田 英將(out)→新井 悠太(in)
（80’）山田 剛綺(out)→綱島 悠斗(in)

（52’）安井 拓也(out)→荒木 駿太(in)
（77’）松井 蓮之(out)→宇野 禅斗(in)
（77’）下田 北斗(out)→稲葉 修土(in)
（77’）奥山 政幸(out)→カルロス グティエレス(in)
（88’）藤尾 翔太(out)→中島 裕希(in)

だからこそ勝ちたかった

あらためて、すばらしい舞台でゲームができたんだなぁという実感した昨日一日。ヴェルディ、ゼルビアの両サポーターはもちろんさまざまなメディア、ライター、クラブOBらがこの試合に関する投稿をしていてさ。そういうのを見てたら1日終わってしまった、というくらい。

まず国立競技場。
事前に聞いていたほどは悪くない、とは感じました。ただまぁ俺らのような血の濃いサッカーのサポーターからすると不満点はやっぱりあるし、しかもこれが新しく完成したばっかのスタジアムですからね。たぶん、自分も初スタ補正がかかってたと思います。たまにやるくらいならいいけど、常時ここでやりたいかってなったら別の話。

試合内容についてはもういいでしょう、たぶんみんな同じ感想。こういうゲームでああいう失点はしちゃいけないし、でもあれがあったからある意味試合展開はわかりやすくなったし、奇跡的な同点ゴールにもつながった。

あえて言うなら、山越、谷口が疲労困憊の中で久々のスタメンとなった千田が前半で交代。やはりビルドアップ面での不安要素が大きかったのかな、と。守備ではそう悪くはなかったんでね。ただCBを前半で替えざるをえないってのは、試合展開もあってのことだけど本来は避けたいところ。結果として谷口も筋肉系トラブルのような感じで後半途中に交代しなくてはいけなくなってしまったわけで。

染野は2ゴールで再デビュー。文句なし。ただ、中盤やサイドでゲームメイクに関わるのもうまいがゆえ、せっかくサイドを崩して良い形でクロスを上げた場面でも彼が中央にいないことも何度か。あの頭での2ゴールを見れば、やはり中央にいてほしい存在。終盤、残り1枚のカードをどうするか、綱島か、河村かというところで、綱島を中盤に入れてコロ助を一列前に、染野を最前線にしたことで同点弾。ゴールが欲しい中で、唯一のFWとしてベンチ入りした河村に出番がなかったのは本人も相当悔しいだろうが、綱島は高さで中継点になって新井の裏への抜け出しに関わってるし、これが正解。

3万8千人がどういう感想を抱いたのかはわからないけど、今のヴェルディの素晴らしさは十分に伝わるゲームができたんじゃないかと思います。

まとめ

ただまぁやっぱりこれだけやれるって証明できたからこそ、勝ちたかった。その悔しさでいっぱい。これでそのままヌルっと守られて負けてたら、この悔しさは生まれてなかったでしょう。町田の前節の大分戦3-0というのも、早めに先制、相手のミスを突いて追加点、終盤にダメ押しの3-0。ちょっとそれと同じ展開も頭の片隅に過りましたから。

さて明日はもう天皇杯の東京ダービー。おそらくメンバー的にはほぼターンオーバー。すでに中2日、3日とやってきた中でさすがにこのタフなゲームの後に中2日で戦わせるのは酷。身体的にもメンタル的にも。やりたいって思う選手もいるだろうけど、ここは天皇杯メンバーに託しましょう。