【2023新加入】宮原和也（名古屋グランパスより完全移籍）

昨シーズンはスタメンでの出場機会は減っていたものの、2017年には41試合にスタメン出場するなど主力として活躍してきた選手。広島ユース時代はトップ下、ボランチでプレーしていたものの徐々にポジションを下げて3バックの一角として活躍。2012年の高円宮杯チャンピオンシップでも、翔哉たちの世代と対戦しました。

広島のトップチーム昇格後は主に3バックの一角を務めたものの出場機会はあまり得られず、2017年に名古屋に移籍後、右サイドバックで主力に成長。ちょっとチャラそうな雰囲気から攻撃的な印象はあるものの、どちらかと言えば堅実な守備に特徴があり、対面の強さは今でも十分にJ1でやれるレベルにあり。

名古屋を戦力外とない、「最初に声を掛けてくれたのがヴェルディだった」と自身のインスタライブで語ったようですが、この手の移籍の理由としてあるあるすぎる回答なので、個人的には信じてません（笑）。まぁ、ミルアカのあれでは「城福監督が自ら名古屋まで足を運んだから」と言ってましたが、とにかくヴェルディの熱意が彼の心を動かしたに違いません。選んでくれたことに感謝。

基本的には右サイドバックの主力になるでしょう。深澤とポジションを争いながら、スライド起用のある山越や稲見がライバルになるか。場合によってはボランチでの起用も。とにかくチームの中では数少ない「J1を知る男」であり、年齢的にも26歳とチームのちょうど中心になる世代なので、その経験値を生かしてもらいましょう。