【Result】2023第9節vsブラウブリッツ秋田（H）

time 2023/04/13

結果

===東京V=秋田====

(前半)　　0　-　0
(後半)　　2　-　1
合計　　2　-　1

●得点者
（51’）綱島悠斗（東京V）　1-0
（64’）林尚輝（東京V）　2-0
（89’）飯尾竜太朗（秋田）　2-1

（46’）山田剛綺(out)→河村慶人(in)
（76’）齋藤功佑(out)→北島祐二(in)
（76’）バスケスバイロン(out)→佐川洸介(in)
（82’）マリオエンゲルス(out)→楠大樹(in)
（90’）加藤蓮(out)→山越康平(in)

（54’）畑潤基(out)→才藤龍治(in)
（54’）丹羽詩温(out)→吉田伊吹(in)
（64’）青木翔大(out)→梶谷政仁(in)
（64’）水谷拓磨(out)→小暮大器(in)
（82’）諸岡裕人(out)→井上直輝(in)

これが今のヴェルディの真骨頂

リーグ最多得点を誇る「矛」のヴェルディと、ここまでわずか2失点の「盾」のブラウブリッツ……え？藤枝貯金があるとはいえ、今のヴェルディに矛要素なんてあります？盾で殴るか、盾のちょっととがった部分でちょくちょく突いてる感じ。

ただまぁ思うのは、守備をしっかりやってればそれだけゴールのチャンスもじわりと増えてるってことなんでしょうね。良い守備ってことは、いっぱいボールを奪ってるわけですから。それは相手の秋田も同じで。戦い方はロングボール主体で、あからさまにアクチュアルプレーイングタイムを短くするようなサッカーですが、それで上位につけてるんだから立派。やってるサッカーは好きにはなれないけど、結果残せばOKってとこでしょう。

ヴェルディは、千田、蓮、綱島、山田、マリオ、バイロンとスタメンを6人変更。逆に秋田はベンチも含めていっさい変更なし。どっかの鬼さんみたいに不変が好きなんでしょうか。

前半はある意味秋田ペーストも、ヴェルディペーストも言える、どっちもどっちな戦い。見てる人はそんなに楽しいゲームではないでしょうね。どちらも守備はしっかりしていてチャンスはなかなか作れない。見どころといえば、待望の左サイドでスタメンとなり、いきいきとドリブルしてたマリオくらい。身体も強いしスピードもあるし、これはもっとハマっていけばやっかいな存在になりそう。守備でも頑張ってましたし。頑張ってりゃいいってもんでもなく不安はあるけど、あれだけ攻撃で良さを出してくれるならOK。あえて言うなら、もう一歩早くシュート打ってれば、と。

山田はあまり良さを出せず。小型なわりに体は強いのはわかりましたが。
千田も十分。ビルドアップに課題があるのは言うまでもないけど、秋田のような戦い方をしてくるチームにはうってつけ。谷口も復活しそうとのことだし、相手によって平、山越と4人を使い分けていけるなんて贅沢すぎる。

後半は慶人が入ったことでプレスの勢いが増し、積極的に裏抜けを狙うことで相手のラインを徐々に押し下げる。それにより中盤でコースケが良い形でボールを持てるシーンが増えていく。そうすれば、マリオやバイロンがドリブルを狙えるシーンも増えていく。

その結果、蓮のクロスから慶人が落として綱島がプロ初ゴールをゲット。
そして、数分後には林がCKから2戦連続弾で追加点。

WINNERの予想を1-0、2-0としてたので、「もう点を取らないで」という思いを抱いてしまったのがいけなかったのでしょう、89分に失点。最後は秋田らしい猛攻を受けましたがなんとか耐えて終了。連敗せずに勝ち切ったあたり、やはり今年のチームは一味違うってのを見せつけることができたんじゃないかと。