2019/01/29
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結果
====徳島=東京V====
(前半) 0 - 0
(後半) 0 - 2
合計 0 - 2
●得点者
(51’)オウンゴール(東京V) 0-1
(77’)梶川 諒太(東京V) 0-2
(46’)マリオ エンゲルス(out)→梶川 諒太(in)
(81’)齋藤 功佑(out)→西谷 亮(in)
(81’)バスケス バイロン(out)→楠 大樹(in)
(89’)森田 晃樹(out)→綱島 悠斗(in)
(90’+3)河村 慶人(out)→佐川 洸介(in)
(46’)杉本 太郎(out)→杉森 考起(in)
(59’)外山 凌(out)→内田 航平(in)
(59’)坪井 清志郎(out)→児玉 駿斗(in)
(73’)浜下 瑛(out)→西野 太陽(in)
(80’)渡 大生(out)→森 海渡(in)
カゼニモマケズ
だいたい徳島って強風よね、海が近いってのもあるんだろうけど。しかも、やたら3月とか4月の試合が多いからなおさら。去年も3月だったし、2021は相手はJ1、2020は開幕戦。
過去よりもさらに強い風が吹く中、ウォーミングアップ見てると、梶川とか森田が、向かい風の中でかなり強めのボール、しかもバックスピンをよりかけながらのボールを蹴って感触を確かめていたので、これは相手の背後を相当狙っていくんだろうなとなんとなく思いました。たぶんシンプルにマリオや河村のスピードを使っていくんだろうなと。
試合が始まり、ヴェルディ側が意図的にエンドを替えて向かい風でスタート。まさに狙い通り。といってもやはり風には苦戦して思うようなビルドアップはできず、裏抜けのボールもなかなか相手の背後に届かずに押し戻され、結局相手と競りながらセカンドを拾っていく形に。
左ウイングに入った河村はまぁ良かったんじゃないですかね。
右サイドにいると結局はほとんど縦にしか抜けられない、それがダメなら横か後ろに戻すしかない感じだけど、左サイドならもちろん中にカットインできる、縦にいっても多少ラフでもクロスを上げられる。精度は期待してないけど、左足でもある程度強くは蹴れるので、低くて速いボールが入れば狙い通りでなくともチャンスはつくれそう。
徳島は比較的想定通りというか。小型でスピードやテクニックがある選手が多くてボールを支配される時間もあるけど、特に今年は最後を決めきれるストライカーがいないので、そんなに怖くはない。うちと似た感じ。渡に良い形でボールが入ることも少なかったし、柿谷も低い位置で受けたりするだけでそんなに。もっとも、ヴェルディが良い形で守備ができているからこそではあるんですけど。
後半は風上に。といってもぐるぐる風が回る感じなので絶対的にそうではないけど。ただこの風をうまく生かして2点奪取。
1点目はプレスから相手GKの田中颯がややコントロールに苦しみラフにクリアしたところを拾い、最後はバスケスの鋭いクロスを相手が見事なヘッドで先制。77分には梶川の直接FK。やや距離はあったものの、5分くらい前の同じくらいの位置からのFKでファーへのクロスを選択していたからこその駆け引き、そして追い風によって後押しされてスピードが加わり、見事なゴールに。
どっちがホームだかわからないくらいに風を利用して2ゴール。その後は、西谷、綱島、佐川らを投入してどんどん巨大化。もともとしっかりと守備ができてるとこに、宮原、山越、平、深澤、林、綱島とセンターバックでプレーできる選手が6人もいればそうそう破綻はしないでしょう。
後半のカウンターのチャンスで人もアイデアも足りずにスピードダウンしてしまったのが数回あったのは残念だけど、安定した守備をベースにしたたかに勝利。前節ではビルドアップ面で苦戦した林も見違えるほど攻守に積極的なプレーを見せてくれました。
まとめ
勝ち点を奪うというより、着実に勝ち点を拾う戦いなぶんまだちょっと満足度は高くはないけど、とにかく遠方アウェイに行っての勝利はサポーターとしては最高の一言。ただまぁ徳島ってあんまり遠い感じはしないのよ。結局、夜行バス降りて30分ちょいでスタジアム着くわけで。心理的には近い。逆に栃木とかのほうが遠い。
次節は初めての場所となるアウェイ藤枝。バスツアーも出ることですし、また笑って帰ってきましょう!