【Result】2023第8節vs清水エスパルス（A）

結果

===清水=東京V====

(前半)　　1　-　1
(後半)　　1　-　0
合計　　2　-　1

●得点者
（6’）林 尚輝（東京V）　0-1
（45’+2）北爪 健吾（清水）　1-1
（90’）オ セフン（清水）　2-1

（37’）梶川 諒太(out)→バスケス バイロン(in)
（46’）阪野 豊史(out)→加藤 蓮(in)
（72’）齋藤 功佑(out)→綱島 悠斗(in)
（72’）河村 慶人(out)→佐川 洸介(in)
（81’）森田 晃樹(out)→マリオ エンゲルス(in)

（61’）カルリーニョス ジュニオ(out)→北川 航也(in)
（67’）チアゴ サンタナ(out)→オ セフン(in)
（67’）乾 貴士(out)→神谷 優太(in)
（78’）ホナウド(out)→宮本 航汰(in)
（78’）中山 克広(out)→西澤 健太(in)

負け負けでしかない

事前のSNSでの秋葉監督のうんぬんだとか、相手のラフプレーや梶川の負傷だとか、審判だとか、いろいろといちゃもんがついた試合にはなったけど、純粋に力負けをした。その事実は忘れちゃいけない。正直、攻撃面の内容は序盤のクソゲームだった大分戦や甲府戦と変わらず。いや、それ以上にひどかった。先制こそできたものの、その後の決定機は皆無。終盤にマリオや佐川を投入して、まるでアイデアのない縦ポンなんてのは無慈悲に時間が過ぎてくだけで、いったい何がしたいのと。SNSなんか見てると矛先を山下主審や相手に向けてる人が多いけど、正直自分は、ゴールの匂いのしない攻撃を仕掛け続けるヴェルディに怒りぷんぷんでしたよ。

先制点は素晴らしかった。CKはもとより、それを奪うまでの流れは、梶と功佑の素晴らしいスキルから阪野にわたって決定機を演出。阪野のシュートもうまかった…けど権田に触られた。権田には青赤のやつってこともあっていろんな感情はありますが、さすが日本代表というレベルのGKだと、素直に思います。

途中から最後まで、あとはずっと相手ペース。乾はうざかったけどやっぱうまいし、サンタナもしっかり収めて起点をつくる。同点ゴールをアシストした中山しかり、ホナウドやカルリーニョスらブラジル人も、とにかく個のレベルが高い。
ヴェルディもなんとかしようとはしていたけど、いつもはスルッとキープできる森田や功佑が簡単につぶされるシーンもあったし、やはりアンカーとしての林は強いプレスがくるとやはりボール運びには不安が残る。阪野はなんとか善戦してたけど、結局、その後に河村、佐川、マリオらがCFに入ったけどまともに収めることもできず。途中から入ったバイロンのドリブルも、いつもほどは通用しない。あぁ、これがJ1でやってたチームの選手なんかな、と。

梶川の負傷については、自分は、そこまで相手が悪質だとか、殺せ発言がどうとかは関係ないと思ってます。清水が全体的に強く、しかもアフター多めのプレーをしてきたのは確かだけど、このシーンに関してははたして。よくある、体を入れようと踏み込んだらその下に梶川の足が伸びてきたわけであって、足裏で削りにいったわけでもない。まぁ実際のとこ足裏が完全に入ったわけだから、ファールないのはありえないと思いますが。

あんだけCKを与えてたら、いつかはやられるよなーと思ってたら最後の最後にやられた。なんやで守り抜いてたぶん、悔しいっすね。オセフンの高さがあるからこそ千田をベンチに入れたろうに、出さずにやられてしまった。悔しいっす。でも、正直、前半に追いつかれた時点で、ヴェルディの勝ち筋はかなり薄れていた気もします。それくらい、攻撃は何もできなかった。

まとめ

やっぱ言っておきますが。男女うんぬんをさておき、山下主審のレベルが低かったのは否めないと思います。あれだけアフターでやられてるのに、ほとんど見えてない。流れの中で、強めのアタックをある程度流すってのは世界基準的にもわからなくないけど、アフターが見えてない、あるいは細かいとこだと、スローインやCKの判定も見えてない（まぁゴール裏からはしっかり見えて審判の位置からは見えにくかった、ってのもあるとはいえ）。

女性の活躍の場を…という動きは、理解はしているつもりです。取り組み全般としては良き事だと思います。ただ、男性の場に女性をぶっこむことが「男女平等」なのかってははなはだ疑問で。昨日のような選手が安心してプレーできないような状況をつくってしまうレフェリングをされたら、「やっぱ女性ではあかん」ってなってしまいますよ。
根本的に、女性にはなめられたくない、男の世界に入って来るな、ってのは男の性ですから。女の言うことなんて聞いてらんない、男はそういう生き物です。
そういうところでやろうとしてるんだから、そもそもとして普通の男性がやるよりもハードルを高いことをやるってことですよ。

まぁいいや。

ヴェルディとしては、負けは負け。
前に、宮原の圧倒的存在感を見てると今のままじゃ全然あかんってのを言いましたけど、昨日の清水にも同じこと。汚さはさておき、個のレベルは高い相手にどう戦うか。どうそのレベルまで自分たちを引き上げるか。

次節は水曜に秋田戦。しかも、町田をやぶり上位につける秋田。
去年と同じことを繰り返さないためにも、めちゃくちゃ重要な一戦になるのは間違いありません。ここでスパッと勝って、また一つ一つ積み上げていきましょう。