【2019振り返り】No.18端戸仁

チャント大賞もプレーで結果を残せず

出場試合数：20試合（先発11試合）
出場時間：1242分
得点：1

CHA-LA HEAD-CHA-LAを原曲にしたチャントは、今シーズン新加入選手のなかで一番のカッコよさというか盛り上がりはあったものの、なんかそれだけで終わってしまった感。

正直なところ、20試合も出場した印象がない。まぁゴールが1だけですからね……。ギャリー体制では2トップの一角、あるいはワントップを中心に主力としてプレーするものの、やっぱり途中で負傷離脱。戻ってきて、ちょっとした頃に永井さんに監督が変わり、その体制下ではレアンドロの代役という立ち位置。

スタミナに不安のあるレアンドロに代わって途中出場をするものの、ゴール前の局面でサイドに流れてしまったりで、永井さんの求めているものは表現できず、結局再び負傷によりシーズンを終えてしまいました。

悪い意味での想定内、ですかね。もともはJ1で闘っていた選手なんだからそれなりに良いプレーを見せるだろうけど、シーズンのどこかで負傷離脱期間はあるだろうなぁと。実際そうなってしまいました。とはいえ個人的にはもっとやってくれる選手だと思っていたので、結果としては残念です。

中盤でもトップでもプレー可能という点では永井さん流のフリーマンにはピッタリの選手だと思いますが、負傷によるブランク期間、あるいは来年もどこかで抜ける可能性が十分にあることをどうとらえるか。レンタルのため湘南の動向次第（最終節に勝ってJ1残りそうな気がしますけどねー）ではあるものの、正直今年の状態じゃJ1でプレーするのはちょっと厳しそう。もちろんサイドでもプレーは可能なので、ワイドストライカーとしての適性もありますし。（いろいろ問題になったとはいえ）湘南の厳しさを知る選手だけに、ヴェルディに残ってそれを若い選手たちに継いでほしいなと思ったり。