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【Result】結果は残酷なり~2017第25節vs水戸ホーリーホック(A)~

time 2017/07/30

【Result】結果は残酷なり~2017第25節vs水戸ホーリーホック(A)~

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結果

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2017明治安田生命J2リーグ第25節
水戸ホーリーホック vs 東京ヴェルディ
2017年7月29日(土)
ケーズデンキスタジアム水戸
18:03キックオフ
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————-水戸—東京V–——
(前半)  1 - 1
(後半)  2 - 1
——————————————
合計   3 - 2

●得点者
43分 田村 直也(東京V)0-1
45+1分 前田 大然(水戸)1-1
78分 オウンゴール(水戸)2-1
90分 ドウグラス ヴィエイラ(東京V)2-2
90+5分 齊藤 隆成(水戸)3-2

スタメン

73分 高木 善朗 → 梶川 諒太
81分 田村 直也 → 高木 大輔
84分 中後 雅喜 → ドウグラス ヴィエイラ

67分 林 陵平 → 齋藤 恵太
76分 湯澤 洋介 → 外山 凌
88分 佐藤 和弘 → 齊藤 隆成

●プレビューはこちら

【Preview】”大改造”はほんとにあるのか?~2017第25節vs水戸ホーリーホック(A)

3か4かはどうでもいい

試合前にスタメンの通知がみんなの携帯に届く。そこにはアンカズが外れ、田村の名前がありました。

「4バックかな?この並びかな?」

自分はちょうど赤塚駅からのバス発車待ちをしていたところだったので、TLを眺めているとそんな言葉が飛び交っていました。バスの中でもね。
「4バックの練習も取り入れている」という言葉が飛び交った、正確には海江田さんマガジンから流れてきたことで、みんなそう思ったんでしょう。まさかDAZNを見返したら、恒例の試合前インタビューでロティーナ自身がこの言葉を発して、4バックスタートをにおわせてるとは(笑)

ただまぁ、結局はそのまま田村を右WBに入れただけなんですね。
だって、登録上の並びが正直ですもの。この試合に限らず、DF→右から順、MF→右から順、FW→右WG、左WG、CFの順番なのはずっとです。


ちなみに、Wアンザイの配置に関しては、その通りの場合もあるし逆のときもあります。逆足スタートだったゼルビア戦、幸輝が先でしたからね。。。
まぁそんなことはさておき。

アンカズは急な体調不良か何かかと思ったら戦術的理由みたいですね。戦術的というか、「最近のプレーが本来彼の持つレベルに達していない」とか。なんか、冨樫さんの時にもこんな時なかったでしたっけ。で、大木が左やり、中野がやりどっちもボロボロだったと。

この試合、田村のチョイスは完璧に近かったと思います。WBだけど、実際は4バックの右SBのような位置取り、逆に左の幸輝は左WGに近いポジションで、相手右SBの浜崎を殴り続けると。解説の下村東美さんが言っていたように、序盤の1対1で縦に仕掛けて左足でクロスを上げたことで、ここでの勝負は試合を通して幸輝が優位に立つことができました。

右の田村は当然彼のプレースタイルの通り1対1を仕掛ける場面は一度もなく、アランに裏抜けさせるか、寄ってきたボランチに預けて逆サイドへの展開、たまにアーリークロス。でも、これでいいんです。この数試合、WBが攻撃的にいくことでカウンターの際に使われていたスペースを消し、田村がしっかりと蓋をした。一度抜かれても、体を張ってストップする。そうやって役割を忠実に果たした彼にご褒美みたいな先制ゴールも生まれ、それが前半の終了間際、かつ久々の先制ゴールっていうこともあったから、「今日はいける!」って思っちゃいますよね。

ところが。。。

あれほど完璧に抑えてきた右サイド。
たったの一度、湯澤がグイっと運ばれ中に通され、前田大然がプッシュして同点。
水戸にとっては、初めてのチャンスですよ。

前田大然のスピードは十分に警戒していたし、だからこそ永田よりもスピードのある畠中を起用したんじゃないかと思うし。それでもやられるときはやられちゃうんです。

なぜこの失点が生まれたか?
を振り返ると、結局は湯澤に人はついていたし、前には井林も対峙していた。それでも完璧なスルーパスを通されたのは、「ファールをしない」という約束事からアプローチが甘くなったところを突かれたことが原因。この約束事が悪いわけではない。でも、それで何度もやられてるのも事実なんですよ。

この約束事のデメリットをなんとかする術を身に着けない限り、3バックにしようが4バックにしようが同じような失点は生まれ続けるでしょう。

ある程度守れていたのも事実、それでも失点する現実

結局水戸が打ったシュートは3本。
ここ数試合、ほぼ2桁のシュートを浴びていたことを考えれば、この数字だけでも十分に修正はできていたんじゃないかとは思います。実際、前田大然のスピード生かしたプレスでミスが生まれた以外、決定的なチャンスはほぼなかったわけですから。

もちろん、そもそもうちも相手も7月勝ち無しのドンヨリで退屈なゲームな雰囲気があったこともありますがね。

それでも、失点してしまうんです。
1点目は上述の通り。2点目は9割は柴さんのミス。3点目はセットプレー。

抑えるべき時間帯で抑えられない緩さはあるにしろ、ここ数試合続いていたDFの組織的な欠点をやすやすと突かれた失点はない、修正もできていた。でもハッキリ言って個人のミス、柴さんもそうだし、3失点目の一つ前の井林のあの状況では考えられない抜かれ方で与えたチャンス。もろもろ。
少しばかり、これまでとは違う形での失点なんじゃないかとは思います。

それでも3失点し、これまでと同じように負けたという結果が残る。

状況や捉え方によっては、今回のは事故なんだからすっきり切り替えようぜ!って思っても良いのに、この状況だとそう思うには当然お花畑すぎる。選手のコメントも”甘さ”がとか、”声出し”とか、”雰囲気”とか、”根本が”とか、抽象的なものになっていっちゃう。

結果というのは残酷なもんです。

攻撃はまぁ悪くないのが救い

カルロス、いいんじゃないですか?

ボールを収めるとはこういうことだ、っていうのを体現するようにマイボールにする確率を高め、力を入れてキープするorあえて競らずにボールを拾うの判断も良い。1点を追う終盤はやや低めの位置をとりながらスルーパスで打開を図るなど、臨機応変なプレーも可能。

まだ2試合目でこれだけやれるなら十分。
アブっちゃうこともなさそう!

・・・ってポジティブになりたいとこですが、俺らが求めていたのはそんな悠長なことじゃないんですよ、残念なことに。もう試合に出場次第、バコっとゴールを奪う。そう、ポルディみたいな展開をめっちゃくちゃ期待してたわけなんですよー。

まぁそううまくいかんですわな。
でも、決めるべきチャンスはこの2試合あってそれを決められていない事実。まず、1点獲ろう。早くね。

終盤の外国人3人を放り込んだ形。

これでゴールに近づいたのも事実だけど怖いなぁ。機能的なサッカーとか言いつつ最後は外国人頼みかよ!ってなるのが怖い。

まとめ

「勝ってくれ、それだけだ」

うん。そう。
あれだけ無言のゴール裏、初めてです。

バックスタンド側の人は拍手してたからこの映像見る限りそこまでじゃん、って思うかもしれないですけど。あのゴール裏中央部分の静けさ。発したいけど何を発したらいいかわからない、空虚な雰囲気。選手も、サポも一緒。唯一発せられた「勝ってくれ、それだけだ」の言葉が響き渡る。

・・・楽しく笑いたいよ。勝って、笑いたいよ。

まさにどん底に近い状態で迎える、アウェイ金沢戦。
あれ、去年もこんなじゃなかった?ほら、その1週間前にコルリさんが脚立を・・・。

相手、3連敗ですって。もう、●試合ぶりの勝利です!って聞きたくないよ。

P.S.

VERDISTAバスツアーのみなさん、本当に楽しそうで何よりでした。

https://twitter.com/VERDISTAbus/status/891300383196196864/photo/1

参加者同士で少しずつ輪を広めていくことはもちろん、今回の(初めてかな?)試みとして、おさかな市場への立ち寄りったことは大切ですよ。ただアウェイに試合だけを見に行くのが全てじゃない、こうやってその地域のおいしいもんを食べ、文化に触れたり、いろんな楽しみができるのが遠征の醍醐味。それを伝えていくのは本当に大切です。

こういう楽しみ方を知っておけば、試合の結果だけを見て「現地行った人かわいそう、行かなくてよかった」って言葉は出てこないし、逆に「来なきゃよかった」って思うこともなくなりますから。

今回、自分はお仕事で金・土・日と夜間作業があって参加できず・・・
さらに常磐線の遅延でKOの90分前に到着、着いてすぐサイコロステーキ丼を買い、無理やりほうばってたらもう円陣のお時間。ゆっくり食いたかったわー。

 

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