2019/01/29
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結果
====山口==東京V====
(前半) 1 - 0
(後半) 2 - 1
合計 3 - 1
●得点者
(41’)田中 渉(山口) 1-0
(62’)佐藤 凌我(東京V) 1-1
(67’)石川 啓人(山口) 2-1
(74’)高木 大輔(山口) 3-1
(72’)梶川 諒太(out)→石浦 大雅(in)
(72’)バスケス バイロン(out)→小池 純輝(in)
(77’)山越 康平(out)→井出 遥也(in)
(85’)佐藤 凌我(out)→杉本 竜士(in)
(85’)加藤 蓮(out)→深澤 大輝(in)
(81’)佐藤 謙介(out)→神垣 陸(in)
(81’)高木 大輔(out)→沼田 駿也(in)
(88’)田中 渉(out)→佐藤 健太郎(in)
(88’)岸田 和人(out)→兒玉 澪王斗(in)
(88’)池上 丈二(out)→眞鍋 旭輝(in)
ビハインド時の戦い方
やっちまいましたなぁ、2連敗。こういうところでビシっと勝って流れを取り戻すことができないのは相変わらず。選手も監督も年々変わっていくなかでも変わらずってのは不思議なもんだけど、2018年あたりも最終的にはプレーオフいったものの、4、5月あたりにずるずる勝ちなし、しかも同じ維新であのお通夜でしたからね。終わったものはしゃあなしだけど、次、頼みますよと。
ということでこの試合、バイロンが初スタメン。結果として凌我のゴールをアシストする結果を残したものの、さてさてどうだったか。結果論、裏抜けするのが得意な純輝のほうがハマったんじゃないかなって気はしますがね。バイロンはやはりある程度スペースができる後半から投入のほうが生きるんじゃないかなと、この試合だけの感想。
というより気になったのが、そこそこ風も強くてコントロールするのが簡単じゃないシーンもそれなりにあったのに、長めのロングボールをあれほど使うかな。そこはもうひと工夫ほしかったというか。
一瞬のチャンスを突かれて、最後はスーパーなミドルで先制されたものの、そんなに嫌な流れではなかったと感じます。ここ数戦である程度失点がかさんだことで逆に、多少失点してもどうにかなるっていう自信みたいなのはチームにもサポにも出てきたというか。そりゃしないほうがいいんですけどね。
山口が多少前からプレスかけてきたけど、馬場と高木和がスタメンということもあり、あわやのヒヤヒヤはありつつも、そんなに苦しんだ印象もなく。むしろ後半の同点シーンのようにしっかりとすり抜けてゴールに結びつけられたあたりは、大分や熊本戦のような苦しみもなかったというか。
同点になったあたりでは、「これはいけるね」って思いましたよさすがに。だいたい、前半終了間際の馬場のヘッドが入ってればもうあれは勝ってたでしょ(は言い過ぎだけど)って感じるくらい。
ところが同点から5分後に、不運な(とあえて言っておきますね)形で与えたFKから失点。こぼれ球をあの位置でフリーで打たれるのも問題とはいえ、あのシュートだってあんなうまくバウンドしていきますかね、普通。
んで、その数分後にまた微妙な判定でPKを与え、大輔に決められて2点差。さすがにこうなるとちょい厳しい。
ただ、このあたりからの戦い方に課題あるなと。
山越を下げて井出、凌我を下げて竜士。理仁を最終ラインに下げる3バックのような形にして前線の人数を増やすも、チームとしてここからどうやって1点、2点ととるのか、意識が統一されていなかったように見えました。山口も引いて守ってスペースがないからしゃあないとはいえ、最後までこじ開けるどころか、開ける作業にも着手できないような感じでボールはゴールから遠いところを循環するばかり。
パワープレーの練習もしてないだろうし竜士が中央にいるんだから放り込むこともできずに時間を浪費。井出以外の交代で入った選手、特に純輝も竜士もほぼボール触ってないんじゃないですかね。
そんなんで無情な時間だけが過ぎていきタイムアップ。2連敗となりました。
まとめ
実質的に今季初じゃないですか、負傷者、コロナ陽性者の影響をほぼ受けずにフルメンバーで戦うことができたのは。それでこの結果。
決して内容的にも悪くなく、「いやー、相手は強かった、力がちょっと及ばなかったなー」という清々しさや悔しさのある負けではないことで、非常にモヤモヤが残るゲームになってしまいました。ま、これがJ2よね。審判も含めてね。
次節はベレーザとのダブルヘッダー。ぶっちゃけ、日本の歴史に残るような取り組みなんですよ。それだけクラブも気合いを入れての一戦なんだから、ここで悪い流れを断ち切りたい。ベレーザのほうもね。ホームですし、勝ちましょう。