2019/01/29
彼がいるのといないのとでは、攻守ともに試合のクオリティが大きく変わるほど重要なキーマン。足元の技術がしっかりしていてビルドアップが得意なのはもちろんのこと、守備でも今年は大きな破綻なし。がっつり食いついて剥がされて、失点に直結するミスをしてしまっていた昨シーズン前半とはくらべものにならないほどの安定感を見せてくれました。
実際に出場したのは怪我の影響もあり20試合のみなのがちょっと意外。3節で負傷し、5月の町田戦で復帰して途中出場で15分だけ出場で復活するとまた5試合おやすみ。20節からしばらく出場を重ねてやっとエンジンがかかってきたところで、国立での町田戦後にまた7試合おやすみ。なぜか今年は、町田と試合すると負傷するという。
32節以降は完全復活し最後までフル出場で走り抜いてくれました。20試合でセンターバックながら警告も1枚だけってのも素晴らしい。来季はより屈強なJ1のFWを相手にどこまでやれるか。少なくとも今年のようにパーフェクトに抑えることは難しいでしょうが、そういうバトルを繰り広げる中で成長すれば、「世界を目指す」ことができるはず。
あとは、怪我なくシーズン通して戦えるか。正直なところ、彼がもしいなくなった場合、守備では他のセンターバックでどうにかなっても攻撃面での影響力を考えると不安が残ります。来季はまずフル出場を一つの目標になるのかな。