2019/01/29
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移籍情報
選手一覧→https://www.jleague.jp/club/ryukyu/player/
超攻撃的サッカーはJ2でも通用するのか?
昨シーズンは圧巻の攻撃サッカーでJ3を制覇し、J2昇格の切符をつかんだFC琉球。しかし同じく昇格を果たした鹿児島が選手の入れ替えを最小限にとどめた一方で、琉球は金監督が鹿児島へ“移籍”するなど入れ替わりの激しいオフとなってしまいました。
痛手となるのは、いきなりマリノスに引き抜かれたGK朴一圭、水戸に移籍したCB瀧澤修平、そして岐阜に移籍した富樫佑太の3人。攻守の柱が抜かれたところをどう補強で補うか……という点で、結果的に選手層は上積みされることに。
まずGKには水戸からダニー・カルバハルが加入。徳島で思ったような活躍ができず、ここ数年の外国人GKの流行のなかではちょっと小粒ではありますが実力は十分。CBにはこれまた水戸から福井諒司、栃木から西川翔吾、湘南から岡崎亮平、ボランチに群馬から風間宏希と。熊本から上里一将、さらにサイドアタッカーにはこれまた水戸から田中恵太も加入。愛媛から加入したCFの上原慎也、町田から加入の鈴木孝司も含め、各ポジションに20代半ば過ぎから30代のベテラン選手が加入し、安定感を手に入れることに成功したと言えるでしょう。
そこに既存の選手とどう融合していくか。やはり期待は10番を背負う富所悠。ヴェルディ育ちだが当時のチーム状況もありうまくその才能を生かせず、沖縄に活躍の場を移した彼が久々のJ2の舞台でいったいどんなプレーを見せるのか。
樋口新監督はそこまで攻撃サッカーを志向する人ではないのでそれがどう転ぶかはわかりませんが、沖縄の風をJ2に吹かせる存在として期待されます。