【2019ライバル雑感】アルビレックス新潟

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外国人大量補強、これはガチ

昨シーズンはまさかのスタートからズッコケまくり、泥沼の連敗が続き一時はJ3降格か!?なんていう順位まで落ちていきましたが、シーズン終盤に復活。ラストは9戦負けなしの強さを見せて挽回し、なんとかJ2中位の位置を保つことに成功しました。

今シーズンこそJ1昇格を果たすべくとった策は、外国人の補強。今シーズンから外国人の保有人数の枠が撤廃され（試合の同時出場は4人まで）たことを受け手、8年前に所属していたチョ・ヨンチョルのほか、サムエル・サントス、フランシス、シルビーニョ、さらに昨年のJ3得点王のレオナルドを鳥取から獲得。ボランチのカウエを大宮からのレンタルから完全移籍にきりかえ、さらに屈強なCBパウロンも加入。日本人の即戦力は長崎へのレンタルから帰ってきた平松宗くらいですが、これだけ極端に外国人に寄った補強策も珍しい。

9ゴールをあげた河田篤秀が徳島へ、金沢で経験を積んだ宮崎幾笑がFC東京へ、将来豊かな左利きCB原輝碕が鳥栖へとそれぞれ移籍しましたが、その穴は十分に埋まったと言えるでしょう。もっとも外国人は未知数なところもあって今の段階で計算が立つかと言われればそうではないでしょうが、新潟はやはりブラジル人を獲得する目には自信を持っている印象。数年前で言えばエジミウソンや現鹿島のレオ・シルバなど、とにかく外れが少ないのは本当に素晴らしいこと。

去年の終盤の快進撃を支えたベースをしっかりと維持しつつ、そこに外国人がフィットすれば、脅威の存在となるのは間違いないでしょう。