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【2018ライバル雑感】徳島ヴォルティス

time 2018/01/23

【2018ライバル雑感】徳島ヴォルティス

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渡の穴はチーム全体で埋める

昨シーズンは最終節で敗れてPO進出を逃すという非常に悔しい思いをした徳島は、両サイドできる馬渡和彰と得点ランキング2位の23ゴールを記録した渡大生の2人をサンフレッチェに引き抜かれはしたものの、十分にその穴を埋められる可能性がある補強を敢行。

大卒ルーキーながら岐阜でブレイクした大本祐槻は右サイドバックでもウイングでも対応可能で、馬渡の代役として期待されます。鹿島からセンターバックにブエノ、中盤のキープレーヤーとなりえるスペイン人シシーニョも岐阜から加入。セレッソからレンタルの前川大河、鹿島からレンタルの杉本太郎の2人のレンタル期限延長にも成功しており、中盤から後ろは即戦力の加入で昨年から厚みが加わった印象です。さらに、先週になってコスタリカ代表GKのダニー・カルバハルも加入が決定。長谷川徹もJ2ではトップクラスのいいGKなので、ハイレベルな競争となりそうです。

ただ、渡の抜けたストライカーの補強は実質なし。アスルクラロから薗田卓馬、ガンバから呉屋大翔をレンタルで獲得したものの、渡の代役となれるかは未知数。そのあたりはまだ加入があるのか、後に外国人補強を行うのか、それとも既存の選手のなかから育てていくのか・・・2年目となるリカルド・ロドリゲス監督の手腕の問われるところ。

昨年はリーグ2位の圧倒的攻撃力でJ2を席巻しましたが、決してそれはFWの個人技によるものではなく、監督が丁寧に仕込んだ、意図的に組み立てられた攻撃によるもの。そう考えると、渡が抜けたところでそこまで得点力が落ちるってことはないはず。14ゴールを記録した山崎凌吾や中盤・FWでも対応可能な島屋八徳らが中心となって、今年も大きな渦を巻き起こしてくれるんじゃないでしょうか。

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