コンドルとカモメのVoyage

【2017振り返り】No.7 FW アラン・ピニェイロ

time 2017/12/03

【2017振り返り】No.7 FW アラン・ピニェイロ

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スタッツ

出場:39試合(先発37試合) 3460分
得点:17
アシスト:2

ついに覚醒したゴールハンター

今シーズンもチームファーストゴールを決めると、そこから4試合連続ゴール。ドゥグとの抜群の相性でコンスタントに積み上げて17ゴールと、加入3シーズン目にしてついに覚醒しました。

元から持ってるスピードもさることながら、いつの間にかどこかで身につけたか強靭な肉体で、相手のディフェンスに屈することなくシュートの打ちやすい体勢を多く作れたのがこれだけのゴールにつながったようです。ヘディングでのゴールが増えたのもこのあたり。両ウイングを主戦場としながら、時にセンターフォワードでも頼もしい存在です。

実は強烈なシュート力もあり、それをインステップでぶちかますのではなく、コンパクトな足の振りでスッと強いボールを流し込む、まさにブラジル人らしいゴールを見せてくれました。

加えて守備の理解力や献身性も高く、確実にコースを切るプレッシング、サイドの自陣深くまで戻っての守備と、攻守にわたってチームの骨格をなす選手として活躍。まだ25歳でノビシロがあり、今後の成長も楽しみな選手と言えるでしょう。

難があるとしたら、試合の中でも不安定な時間帯があること、そして余計なファールが多いこと。

点が取れない時間が長く続くと、チームとしも彼らへの長いボールが多くなってしまうのも要因の一つですが、独力で運ぼうとして簡単に奪われるシーンも。苦しい時間だからこそ丁寧にやってほしいってときにね。

そして、これだけチームとしてファールが減り、警告も少ないなか、アラン1人で8枚、2度の出場停止。そのほとんどは、プレスに言った際のアフターや、悪態をついてのもの。要らない警告が本当に多かった。特に終盤での2試合出場停止は大事な試合でキーマンを欠くというチームへの影響もあったし、明けたあとは身体のキレが失われて低調なパフォーマンスのままシーズン終了となってしまったのは残念。ほんともったいない。

ただ逆に言えばこの辺は意識の変かでどうにかできるところでもあるので、来年は20ゴール超えも十分に目指せるはず。

来シーズンに向けて

外国人ですから、より稼げる、より高いレベルのチームでプレーできる可能性があれば迷わず移籍するのは当然だと思います。なので、もしオファーがあって移籍してしまうならしょうがないなぁと。

ただ、ヴェルディにとってアランは久々に3シーズンプレーした外国人であり、チームの成長とともに彼個人としても成長してきました。ブラジル人に「金より愛」を求めるのは難しいところですけど、来シーズンも一緒に戦えるならこれほど頼もしい存在はいません。

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