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【Result】死国ってなんじゃ?~2018第7節vs徳島ヴォルティス(A)~

time 2018/04/02

【Result】死国ってなんじゃ?~2018第7節vs徳島ヴォルティス(A)~

なんですかねー、それ。もう忘れました。去年のアウェイ讃岐戦、スタグルをフラフラしてたら実況の方にインタビューされて、「うちは四国で勝てなくて、死国って言ってるんですよー」なんて言ったら放送で丸々使われたのが懐かしいっす。

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結果

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2018明治安田生命J2リーグ第7節
徳島ヴォルティス vs 東京ヴェルディ
2018年4月1日(日)
鳴門・大塚ポリスエットスタジアム
14:03キックオフ
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=====徳島=東京V======
(前半)  0 - 2
(後半)  0 - 2
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合計   0 - 4

●得点者
(3′) アラン ピニェイロ(東京V) 0-1
(11′) 渡辺 皓太(東京V) 0-2
(59′) ドウグラス ヴィエイラ(東京V) 0-3
(88′) ドウグラス ヴィエイラ(東京V) 0-4

スタメン


(62′) 井上 潮音 → 梶川 諒太
(72′) アラン ピニェイロ → カルロス マルティネス
(85′) 林 昇吾 → 林 陵平


(HT) 前川 大河 → 山﨑 凌吾
(HT) 内田 裕斗 → 杉本 竜士
(68′) 小西 雄大 → 大本 祐槻

いろいろあったけど結局は先制点がすべて

プレビューで、どっちも3バックと4バックを使い分けるチームだから読めない!って言いましたけど、実際に試合始まってみてもよくわからん。というか、もはやフォーメーションなんていう数字の並びはあまり意味をなさない時代ですからね。攻撃時と守備時で違うなんてのも当たり前ですし。

徳島は、スタメン予定だったキム・ジョンピルがアップ中の負傷により急遽結果。井筒が左サイドバックに入り、レフティの内田裕斗が右サイドバックに移動。岩尾のアンカーまではいつも通りですが、シシーニョ、前川、杉本太郎、島屋、小西は流動的で誰がFWで誰がサイドとか時間帯やボール状況によって常に変化していました。

呉屋や山崎といった純粋なCFを外してきたのはこの流動性を生かしてヴェルディのDFを崩そうという狙いがあったのかもしれませんが、マークの受け渡しをしっかりしていたし、長身選手がいないぶんクロスはある程度コースを限定していれば上げさせてもOKという感じでした。

逆にうちは、守備時はアランを左サイドに下げる5-4のブロックを作り、攻撃時は2トップという感じ。昇吾のポジションが基本は高い位置で右ウイングという感じだったのに対して、左のアランはサイドに大きく開くこともなかったのでやはり2トップ気味というか。このあたりはやはり、これっていうフォーメーションの数字で表すのは難しいですね。

そんな化かし合いみたいな感じでゲームは始まりましたが、スローインからややラッキーなゴールで先制。アランは今日も簡単にボールを失いがちで去年のようキレはなく本調子には見えないのですが、こういうとこで決めてくれたり、何より陽気なブラジル人に似つかわしくないほど守備の理解力が非常に高いのでスタメンで使うとチームが安定しますね。

その7分後には、右サイドに大きく開いた昇吾に引きつけられた相手サイドバックとセンターバックの間に大きなスペースができたことで、ハーフスペースでボールを保持した田村からのスルーパスに皓太が反応。グイっとかわしてゴール右隅にズドン。これこれ。潮音や梶川も、こういう攻撃力を発揮できれば本当に強いチームになると思います。

カードの出し間違いとか退場とかいろいろありましたが、結局この2点で勝負ありな感じはありましたね。

山﨑と杉本竜士の投入で盛り返し

チームで崩せないなら個で破壊したる!……と言わんばかりに、CFに山崎、左ウイングバックに竜士を投入してきた徳島。

これで、流動的なパス回しに対する脅威は少し減ったものの、クロスから危険なヘディングシュートを打たれたり。竜士にドリブルに対してはまぁ多少手を焼いたものの、対峙した田村もわかってますからね。そんなに危険な感じには持っていかれなかったと思います。本当に危なかったのは94分くらいですかね、3人の間をスルスル抜かれてシュート性のクロスを上げられたシーン。

こうやってしっかり打開策を打ってくるあたりは相手のリカルド・ロドリゲス監督もさすがだなって思ったんですけど、それをもこの日の徳島はあえて言うなら“持ってなかった”。ヴェルディとしては狙い通りのプレスからの鋭いカウンター、林の右足グラウンダークロスからドウグラスがぶち込み3点目で実質勝負あり。
ジョンピルのケガもそう、3分での失点もそう。踏んだり蹴ったりのなか、安易なファールやイラつきから2人の退場者を出してしまったことも。まぁ退場は自業自得ですが。

2人の退場で相手の勝ち目は限りなくゼロになったわけですけど、その後の相手の猛攻はすごいなって思います。ただ正直、その時間帯のヴェルディも良くなかった。気の緩みとは言いませんが、焦りすぎですね。こういう試合では気を緩めずしっかりとゼロで終わるっていうのが大切で、そのためにはガッツリ引くってのと、そもそも相手にボールを持たせないっていうのがあると思いますが、少なくとも狙って前者を選んだわけではないでしょう。いつも通り一人ずつずらしていけば数的優位を生かしてゴールを奪えるだろうに、強引なシュートや確度の低いパスを狙ってしまった。

まぁ冷静だったのはロティーナですね。
事実上勝利が確定したようなゲームだったんですが、交代のカードは警告をもらっていた潮音に代えて梶川、もともと不調のアランに代えてカルロス、疲労が見えてきた昇吾に代えて陵平。序列に沿っていい選手を起用していくという、どこまでも現実的なシビアさ。そろそろ高井や優平を試そうか、そんな気持ちはいっさいないですね。

まとめ

ってことで死国粉砕。鳴門での勝利は、年に2度ここで試合があった2009年以来のようで。自分も開幕戦は行ったけど2回目は行ってないので、初勝利でした。

地方遠征のお楽しみとして選手と会える!・・・って思ってたんですが、なんと16時試合終了で、17:30発の飛行機で帰っちゃったとか。いくら空港まで15分ちょっとというスタジアムとはいえ、選手たちもギリギリ到着で慌ただしく飛行機に乗って行ったとか。お土産買う時間なんてなかったでしょうねー。絶対に18:55発でしょ、っていう読みが外れました。

まぁそんなことはさておき。
千葉、甲府、松本、大分、福岡、山形、徳島
という、前評判では昇格争いに絡んでくるであろうという開幕7戦を3勝4分の無敗という素晴らしいスタートを切ることができました。さすがに開幕前は想像もしてなかったですが、とはいえまだ3勝ですからね。次節から岐阜、熊本、水戸と比較的相性は良い相手ですが、油断しないように。一気に流れに乗っていきましょう!

P.S.
もうちょい徳島っぽいスタグル何かないのか・・・

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