2019/01/29
金曜日に朝家を出るときは、完全にリュック背負って仕事終わりにそのまま夜行バスで京都へ!って思ってたんです。まぁちょっと前日から不穏な空気はしてましたが・・・
で、その日の午前の打ち合わせの結果、金曜は終電間際まで作業が必要になったし、土曜日もその続きがありそうになったし、てかそもそも、周りが方々が頑張ってくれてるのに自分だけ京都に行けるわけなかった。
まぁ自分が招いてしまった状況だけど、この大切な、本当に大切なゲーム、しかも勝利の瞬間を現地にいられなかったのは悔しいなぁ。
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結果
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2017明治安田生命J2リーグ第41節
京都サンガF.C. vs 東京ヴェルディ
2017年11月11日(土)
西京極スタジアム
14:03キックオフ
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=====京都=東京V======
(前半) 0 - 0
(後半) 0 - 1
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合計 0 - 1
●得点者
67分 アラン ピニェイロ(東京V) 0-1
スタメン
65分 カルロス マルティネス → アラン ピニェイロ
89分 安在 和樹 → 田村 直也
90+3分 渡辺 皓太 → 中後 雅喜
60分 小屋松 知哉 → 大黒 将志
67分 大野 耀平 → 田中 マルクス闘莉王
73分 田村 亮介 → 伊東 俊
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環境をうまく生かした勝利
DAZNで見てる限り、風の強さは見てわかるんですが、選手のコメントを見てるとピッチ状況もひどかったみたいですね。みんな口を揃えてそう言ってて。
確かに、カルロスやドゥグも簡単に奪われるシーンもあったり、なんかボールが足についてないなぁという感じで。風の強さの影響かなって思ってたんですけど、そうじゃなかったようです。
前半は風下だった影響もあり、20分くらいまで完全に押し込まれる展開。
7分のコーナーがバーに当たってくれて本当に良かった。たとえ風上に立つ後半にある程度勝負をかけるにしても、この状況じゃそう平静にはいられないでしょうから。スタートは3バックにも、右がアンカズ、左が平の4バックにも見えるし、3バックでドゥグ、アランの2トップにも見える。ただどっちにしろ、全体的にポジション低めで、ドゥグだけ最前線に張ってその中間にカルロスが構えるという時間が長い。やたらカルロスのところで奪われていた印象がありますが、そもそも周囲のサポートも少ないしドゥグとの距離も遠し・・・というところでまぁ彼のせいではないかなと。
そんな苦しい展開なのに、カウンターでドゥグと梶川が抜け出して2対1になったりと、いい感じのチャンスは作れていました。というか、相手GKの清水が明らかに風を読めていない感じで、裏に出るロングボールへの対応は3回ほど判断を誤っていました。
自分もGKだったからなんとなくわかるんですけど、こういうのってもう1回ミスっちゃうと連鎖するんですよ。次から自信が持てないというか。毎回冷静に判断すればいいのに、「さっきは出れなかったから今回は出て処理しよう」「さっき出てミスったから今回はステイしよう」みたいな邪念で判断が狂わされる。
で、これを見逃さなかったのがロティーナであり、柴さんだったのかもしれません。
まずアランを投入して裏への抜け出しを強調したこと。そして後半も、下手につながずシンプルに裏を狙い続けること。
でまぁあそこまできれいにGKからのボールが通るのはたいていは相手ディフェンスラインのミスなんですが、スススっとアランが抜け出し、またいい感じに相手GKが飛び出してきてるので、余裕のループで先制。割り切った攻撃で見事に先制しました。
結局この試合、全体を通してみると思ったようにつなげないしいつものサッカーができず内容もそこまで良くなかったけど、結果的に1-0で勝利。守備は、大黒、田中さんの強力?2トップを完封。なんかこの日は大黒の調子が今一つでシュートミスが多かったのも幸い。
終盤には試合中に笑顔の井林がカメラに抜かれたりで、これなら守り抜けるっていういい意味での余裕が出てきたんでしょうね。ここ数年だったら最後までヒーヒーいって、結局やられてた気もしますし。
ちょっと話は変わりますが、昇格も降格もない京都は、地元京都出身の若手が中心となる前線のメンバーで、未来は明るいなぁとか思ってたけど、途中から出て来るのが大黒、田中のベテランで結局なんやねん?って思いましたが。ホーム最終戦で勝ちたいのはわかるんですが、正直大黒なんて来季もいるかどうかわからないでしょ。
まとめ
ってことで、10年ぶりの西京極勝利。なんかアウェイの席の場所も変わってましたね、その効果もあった?
これで、最終節の徳島戦で、勝った方がPO、負ければほぼ敗退という状況になりました。これ、引き分ければ仲良くPOへ、なんて状況になってたらどうなってたんだろ。
結果的には、山口戦で負けていたことでこの徳島戦から「引き分けでOK」という毒リンゴみたいなものを手放すことになりました。これはポジティブにとらえたいところ。
逆に徳島は、この日の試合で終了間際の劇的ゴールによりその毒リンゴを入手しちゃったわけです。はてはて、それが毒なのか、実は甘いリンゴなのか・・・それは試合が終わってみないとわかりません。
2015年も最終節までPOの可能性あって、結果的には最終節に勝ってれば行けたんですが、とても勝ったところであの終盤のダメダメっぷりじゃPO勝ち抜けるぞ!って雰囲気じゃなかった。
今年は、もし徳島に勝てばそのまま行ける!っていう空気があると思います。
この1年間、苦しい時期もあったけどみんなでここまで持ってきた。井林は来週欠場ですが、平と畠中、田村、永田で全然心配ない(てかこれ見越して平と畠中を2人使ったならロティーナ名将すぎる)。みんなで井林のぶんをカバーすれば、何の問題もない。
PO含めて、あと3つ。勝ちましょう!