2019/01/29
ヴェルディの熊本遠征に出向いていた日曜日。試合後に空港でtwitterを眺めていると、「ロッテの旧応援歌復活きたー!!」的なのでザワザワしてるじゃないか。何が起こったか、疲労と寒さでボーっと眺めていると、その日のオープン戦後の決起集会にて応援団より発表があったとのこと。あぁ、あとでしっかり把握しとかなきゃなぁ・・・なんて思ってたら、当然のことのように、「マリンブルーの風」の薫友さんがまとめてくれてました
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まずは読みましょう
はい、これです。
⇒「マリーンズの過去の応援歌が復活!しかし旧応援団のメンバーが応援歌復活を阻止すべく新応援団を脅迫か」
はい、発表されたこと、過去の経緯、反対意見、それに対する法的見解・・・すべて書いてあるので、まぁ今更付け加えることなんてありません。薫友氏の投稿の翌朝9時頃に応援団facebookでもコメントがありました。
さて、ご存知の方も多いとは思いますが、日曜日のオリックス戦後にグラウンドにて決起集会を行いました。
そこで、応援団として大きな決断をしました。
賛否両論あるのは理解をした上での決断ですが、過去に使われていた応援歌を、厳選する形でもう一度使用することにしました。
理由は、『歴史を繋げ、昔からのファンの方も、最近からのファンの方も、皆で一丸となってマリーンズを応援し、一戦共闘で勝利を掴みたい』という思いからです。
復活という運びにはなりましたが、現行の曲を中心に行い、今後も新しい応援を作り続け、その応援を中心に行ってまいります。
今回の発表はあくまでも第一ステップに過ぎません。
大切なのは、皆が優勝へ向け気持ちを合わせて応援することです。
そうすることで、初めて歴史は繋がると思います。
今回レパートリーに増えた新しい曲を武器に、全マリーンズファン一つになって戦っていきましょう!
ライトスタンドがまとまるために
他球団のファンにとっては、たかが古い応援歌が復活することで何騒いでるの?って思う方もいると思います。でもマリーンズにとって、これは大きな試みであるのです。
まずここ数年のマリーンズとして、新しい試みをどんどんすることで新規顧客を増やそうという意図はよーく見えますし、よくやってると思います。それが成功してるか云々はともかく、少なくともその努力は見て取れますし、意図もわかりますし。
一方でスタンドに足を運ぶと感じるのは、「コア層に対するケア不足」です。統計をとったわけじゃないので本当に感覚レベルではありますが、コア層の足がマリンから遠のいているというのをヒシヒシと感じています。その原因は、球団が行う新企画に対する冷ややかな目、礼を知らないバカ騒ぎをする輩の存在、歴史を知らないライト層に対する失望など、まぁいろいろあるんじゃないかと。そういう状況に対して、コア層が喜ぶような策、帰ってくるような策はあまり実施していないと感じています。
2009年シーズンでマリーンズは大爆発しました。
大爆発によって散ったもの
大爆発のなかでも生き残ったもの
大爆発により新しくやってきたもの
この数年は、各々が生きる道を模索するなかで、お互いを敵視するような気持ち悪さが続いていたような気がします。特に生き残ったコアの人たちは、新たなものを受け入れるのをどこか拒否しているような空気も感じています。
そこで応援団がとったのが、「旧応援歌の復活」という策。
人気の高い・・・という表現も違うな。
2005年日本一前後ぐらいからのマリーンズの応援の歴史の象徴とも言えるような『スキンヘッドランニング』というチャンステーマ、得点時のテーマである『エリーゼのために』や、そして福浦やサブローのベテランの応援歌。
マリンブルーさんに掲載された動画を見ると、これらの復活が発表されたときのみなさんの反応で、応援歌の復活ということだけでどれだけの影響を与えるものなのかがわかるんじゃないかと思います。
自分もしょせん2005年日本一でファンになった身ですが、この応援歌の破壊力はすさまじいと感じます。ココロの深部に突き刺さる、湧き上がるものを感じる応援歌といったところか。誇張し過ぎですかね。
あの応援歌をもう一度歌いたい、その思いだけでも十分にファンは動くはず。応援団が言うように、『歴史を繋げ、昔からのファンの方も、最近からのファンの方も、皆で一丸となる』ためにはとても有意義な決断だと自分は思ってます。
一方で、さらなる溝を生む懸念も
でも、思い入れが強すぎたりもするんですよねぇ。
「ここは跳べよ!跳ばないやつなんなん?声出さないやつなんなん!?」
みたいなのは少なからず出てくるでしょうね。たぶん、あの2009年以前のような白くて大きなうねりをすぐに生み出せることはないと思います。たとえスキンヘッドランニングが流れようと、新しくきた人には新しくきた人の思いややり方もある。全員が跳んで声出すなんて、最初は期待しないほうがいいでしょう。
そうなったとき、もしかしたら更に大きな溝が発生する可能性があることを応援団も理解した上で、使うタイミングを見計らう必要があるでしょう。
復活を宣言したために、
「ここで使えよ!」みたいな声が飛ぶときもあるだろうし、ね。
逆に変なタイミングで使っちゃうと、「?」がスタンド中に浮いちゃう。これ、割と去年もありましたからね。そこは応援団の技量が問われるところなんですが。
まとめ、そしてジンさんは・・・
たかが応援なのかもしれないですけど、マリーンズにとってはこれは生命線。野球のプレー面で大きな期待ができないぶん、応援、というかスタジアムの空気づくりが集客には大きな影響を与えます。
今回の決断が良い方向に転ぶと期待しつつ、みんなで一体となって応援していきたいものです。
そういえば、昨年度で応援団を引退した団長ジントシオさん。ちょうどこの応援歌復活が発表された日、SC相模原のイメージソングを作曲したことがニュースになりました。
SC相模原オフィシャルイメージソング「SAGAMIHA・LA・LA」を作曲しました。作詞はスタジアムDJのシモヤンこと下村さんです。
0から相模原にチームを立ち上げて育ててきた望月氏の気持ちをうまく表現できたかなと思います。 pic.twitter.com/7PprbNhWNP— ジントシオ (@jintoshio) March 13, 2016
いやぁ、ジンさんはともかく、相模原はいったいどういうルートでこうなったんだ?笑
以前は横浜スタジアムのDJだったケチャップさんがDJを務めていたりもしますしねー。