【2021振り返り】No.4 梶川諒太

本当に今年もせっせと働いてくれました。2018年だったかな、海江田さんマガジンで「梶川はどのチームでも、シーズン序盤はレギュラーとしてピッチに立ち、一時は控えに回ることもあるが、シーズン終盤にやはりスタメンに帰ってくる」と言っていた記憶があるんですが、今年もまさにそんな感じで。

終盤にはただスタメンとしてピッチに立つだけではなく、キャプテンマークを巻いて牽引。レンタルで加入中であることを忘れさせてくれるほどの貢献度。なかなか攻撃力の貧弱さが個人的には懸念しているところですが、今季は久々の3ゴールに、7アシスト。セットプレーなどもありますが、純輝との相性の良さも生かして多くの得点に絡むプレーを見せてくれました。運動量、テクニック、リーダーシップとJ2ではハイレベルなものを備えていて、これに攻撃力が加われば本当にJ1でもやっていけそうな選手だと思いますよ。

ピッチ内でもそうですが、試合後のコメントなどでも、サポーターが聞きたい言葉を前に立って発してくれるのか梶川でした。時に厳しく、時にかわいく。いろいろと不安要素も多かったシーズンの中で、彼の言葉で少し安心感を得た時は何度もありました。

で、来季どうなりますかね。実際、徳島はいらないでしょ、てかジョエルとトレードしたようなもんなんだから。なので、そのまま完全移籍になるんじゃないかなぁと思ってます。てかもうコイカジでヴェルディに骨をうずめる覚悟でやってくれるんじゃないかな。

もう30を超えてベテランの域に入ってくるけど、そのキャラクターも含めて来季のヴェルディに絶対に必要な存在やで。