コンドルとカモメのVoyage

【2020振り返り】No.1柴崎貴広

time 2020/12/26

【2020振り返り】No.1柴崎貴広

ある意味、今シーズンで一番最初で一番のサプライズだったな…といま思い返すとそんな気がします。

2月23日、開幕、徳島戦。
スタメンGKとしてピッチに立ったのは柴さんでした。キャンプを観に行った方々からマテウスの実力が十分に昨年のレギュラーだった上福元以上だと聞いていたので、普通にマテウスがスタメンとしてピッチに立つものだと自分も思っていました。

その徳島戦、そして中断を挟んで再開となったホーム町田戦、栃木戦と3戦連続でスタメン出場。中断明けのとこはマテウスのコンディションが良くなかったという話もありましたが。ただ、その栃木戦でバックパスの処理ミスがレッドカード、そしてPKへとつながってしまい、それもあってか次の試合からマテウスに守護神の座を明け渡すことになりました。

その後はサブGKとしてマテウスを支えながら、彼が急なコンディション不良で出場できなくなった28節のホーム磐田戦、31節の西が丘での金沢戦に出場。結果として5試合出場したものの、4分1敗と一度も柴さんが出場した試合は勝つことができなかったのは残念です。

GKにビルドアップ能力、足元の技術を求める永井さんのサッカーにおいて、柴さんに懐疑的な人もいると思います。もう引退だろ、そういう声も実際にあったし、柴さん本人も磐田戦でのインタビューで「この試合でダメだったら引退くらいの気持ちで戦った」と言っていたように、本人も当然そこは意識してのプレーとなっていたようです。

でも、まだまだヴェルディには柴さんの力は必要ですよ。絶対に必要。
細かいところだけど、毎試合、ベンチから試合に出ていく選手たちに声を掛け続け、SNSでも面倒なサポにも真摯に対応。もちろんプレーヤーとしても、急な出場となったゲームでも安定した実力を発揮していたと思うし、確かに足元に不安はあれど、GKとして必要なシュートストップ能力、セービング能力は年齢とともに高まったっている印象すらあると個人的には思っています。柴さんにとっては本望ではないと思いますが、こんなに頼れる選手がベンチにいるのは心強いことですよ。

GKとして、ベテランとして、クラブがこういうグラつくことがありそうな状況だからこそ、まだまだヴェルディに必要な存在だと思います。

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