2019/01/29
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結果
====東京V=甲府====
(前半) 0 - 0
(後半) 0 - 0
合計 0 - 0
●得点者
なし
(59’)バスケス バイロン(out)→阪野 豊史(in)
(70’)梶川 諒太(out)→北島 祐二(in)
(70’)林 尚輝(out)→加藤 弘堅(in)
(80’)齋藤 功佑(out)→マリオ エンゲルス(in)
(80’)奈良輪 雄太(out)→深澤 大輝(in)
(65’)三平 和司(out)→荒木 翔(in)
(65’)武富 孝介(out)→鳥海 芳樹(in)
(74’)ピーター ウタカ(out)→松本 孝平(in)
(85’)長谷川 元希(out)→ジェトゥリオ(in)
(85’)品田 愛斗(out)→山本 英臣(in)
虚無なラスト10分
つまらん。実につまらんゲーム。このゲームを見せられて、ホームサポーターもアウェイサポーターも楽しんでもらうとか、煽りVTRの「あと」とか、鼻で笑ってしまいますよ。揚げ足をとるようだけど、選手コメントで「負けたわけではないので」という言葉を見ると危機感あるんか?と疑ってしまうし、こんなんでいいんか?という思いが試合終わって2日経っても沸々とわいてきますよ。
ただまぁ90分間全てがダメダメだったかというとそんなことはなく、結局ラスト10分の空虚っぷりが印象悪すぎるってのもありますが。マリオ、阪野に長いボール蹴ってはロストしての繰り返しで、ただひたすらに守備練習をしていたようなラスト10分。彼らは雑なボールを無理やり収めてゴールに届けてくれるハイパーな選手ですか?そうじゃないよね、だったらせめてセカンドボールを狙って必死にサポートしなきゃいけない。でもそれもない。そりゃ、ああなります。
この試合でポジティブな点を挙げるとしたら山越の存在。谷口の負傷により回ってきた出番ですが、攻守両面で不在の影響は感じさせず、むしろ彼が戻ってきてもそのままレギュラーでも良いか、というパフォーマンスだったように思います。
アンカーの林。これは正直課題ばかり。
もちろんプロでの本職はセンターバックということもあり、中盤で長いボールを跳ね返せるパワーやセットプレー時の安心感は抜群ではあるものの、ビルドアップの面では正直、試合に出るレベルにあるのか、というほど。多くの人が目にしたであろう、前半の前方へのパス成功率14%という驚異の数字(相手の品田は80%くらいだったかな)は、そのままアンカーとしての起用失敗といってもいい。そもそも成功率の低さ以前に前方へのパス数も相当少なかったであろう。相手の2トップの間で本来は怖がらずにボールを受けにいきたいところだろうがそれもできず、彼を経由して前方にボールがわたることはほぼ皆無。後半に少し改善の兆しは見えたものの…と。
まだシーズン序盤だから、今後の成長への期待も含めてある程度許容はできるけど、特に攻撃が課題となっている中でこの状態では困る。というか、綱島はこれよりあかんってことなのか?
梶川が左サイドに入ったこと、というより彼がピッチにいることで全体的に引き締まる印象はあるものの、梶と奈良輪でサイドを崩そうってのは難しい。そこに森田らも絡むことである程度の形にはなるものの、結局、左サイドの人材難はまだまだ課題。北島や楠の成長、あるいはマリオに期待するしか。
まとめ
不満な点ならいくらでも挙げられるゲームなので、ここまでにしときます。
良かった点を挙げるのは正直難しい。あえて言うなら、やはり守備の安定は素晴らしいというところ。宮原の球際の強さや危機察知能力は奈良輪と同等以上だし、なんならウタカと競り合っても負けずに空中戦も戦える。深澤や蓮は当然宮原にない良さがあるとはいえ、このレベルの安心感を得るにはまだまだ遠いのかなと。
結局のところ、枠内シュート2本ってのが得点力不足を露呈してるわかりやすい指標。凌我、染野、あるいは瑞希が去年から抜けた穴を如実に表してる。この日は相手の甲府も正直同じような状態だったのも、虚無なゲームの要因の一つ。
件の旗の件は今更言うまでもないでしょう。
Twitterでも書きましたが、結局のとこSNSでのコミュニケーションになったことで誤解や妄想が生まれて背びれ胸びれ尾びれがくっついて変な風に拡散していく、その結果、傷を負う人が出てくる。その場で一声かけて解決の方法を探してれば、余計なことは起きなかったはず。
…まぁブーイングの件もそうだけど、ヴェルディが勝ってればそうそうこんなことで盛り上がることもなかったんだろうけどね。ってことで次はアウェイ徳島、そして藤枝、笑って帰ってこれますように。