2019/01/29
8/11のアウェイ山形戦以来、7試合ぶりの負け。大分戦以来の無得点。そりゃ負けるときだってあります。むしろこんだけ負けないシーズンは久々なんですから。それでも、ここ4試合の内容の悪さは深刻で、その心配のほうが大きい。まぁこれがまだ残り2ヶ月っていうところなのが救いなのか……
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結果
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2018明治安田生命J2リーグ第36節
東京ヴェルディ vs ヴァンフォーレ甲府
2018年10月6日(土)
@味の素グリーンスタジアム
15:03キックオフ
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=====東京V=甲府=====
(前半) 0 - 0
(後半) 0 - 1
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合計 0 - 1
●得点者
(72′) ジュニオール バホス(甲府)0-1
スタメン
(51’)藤本 寛也(out)→泉澤 仁(in)
(64’)アラン ピニェイロ(out)→李 栄直(in)
(81’)奈良輪 雄太(out)→林 陵平(in)
(71’)曽根田 穣(out)→金園 英学(in)
(84’)ジュニオール バホス(out)→堀米 勇輝(in)
(88’)佐藤 和弘(out)→山本 英臣(in)
退場がすべて、で終わらせてはダメ
ここ数試合、本当にシュートが少ない。まるで昨シーズン終盤戦を見ているかのよう。もっとも、去年はある程度割り切ってカウンター重視になっているからしょうがない面もあったけど、今年はあれだけボールを持てているなかでシュートを打てないのは、いったいどこに原因があるのか……。
前半20分までは、いいペースでした。
ただ結局をそこで、「ここ抑えときゃなんとかなる」っていうのを相手が掴んでしまったか。甲府に限った話じゃないですが、最近では5バック気味でしっかり撤退するチームが多く、そこを崩すのは容易じゃない。でもかといってドン引きのチームじゃないから、カウンターのチャンスもそこそこある。特にこの試合では皓太や優平のプレスバックが効いていいところでボールを奪えていたから、そこから一気にゴールへ……というところで力強いカウンターを繰り出せない。
寛也が今のヴェルディにおいて貴重なレフティで右ウイングを任せられるプレーヤーだというのはわかってるけど、カウンターの場面になるとどうしても厳しい。右利きで、縦にグイグイ運べる選手だったら……と何度思ったことか。そういう意味では、後半早々に泉澤をここに入れた意図はわかります。まぁ彼が活きるのが左サイドだっていうのは後半の働きを見れば一目瞭然ですが。
皓太の退場は妥当でしょう。珍しくロティーナが審判の判定に会見で不満を漏らしていたようですが、相手にカードが出るかどうかはともかく、皓太の2つのファールはどちらも相手に大きなチャンスとなるカウンターを阻止するためのファールであり、警告は妥当。ロティーナ体制で初めて、退場者が出てしまいました。
1人減ってしまったものはしょうがない。
じゃあそのぶんみんなが皓太のぶんも動けばいい……のですが、その数分後に失点してしまったのがな。あそこを耐えてくれれば、まだどうにかなったものの。その後、ヨンジ、陵平と投入し、最後は井林も上げてのパワープレー。ただ1人少ないなかでのパワープレーってのは、競り勝てる人と同じくらい、セカンドボールを拾う人の力が大切なはず。逆に言えば、相手にドカンとクリアさえさせなければ競り勝つ必要はなく、セカンドボールを拾えばいいんですから。でも、4本のタワーが並ぶところに放り込んだところで、どんだけ井林が競り勝ったところで、セカンドボールを回収できなかったら全く意味がない。
皓太がいなくなったぶん、穴がそのまま空いただけでプレーを続けているような感じがしました。
優平が一人気を吐いて、人数が少ないぶんを個人技で剥がしたり、守備ではガツンとボールを奪い返し、左サイドで泉澤とのコンビで形を作ってクロスも上げる。他の選手が頑張ってないとはいいません。みんな必死だったとは思います。でも、こういう状況ではあれくらいやらないと同点、あるいは逆転なんてできません。
今さらこんなこと言いたくないですが、幸輝が抜けて、単純にその能力以上に、「苦しいときは俺がなんとかする」という彼の闘志みたいなのが抜けたのが痛かったかもしれません。
結果的に、皓太の退場が痛かったのが大きい。ロティーナ体制後初めて一人少ない中で戦わざるをえなかったのも大きい。でもそれがすべてで片づけてしまってはチームは強くなりません。もっと前半から積極的にゴールを狙っていく姿勢は出せなかったのか。一人少ないなかでの戦い方はそれで良かったのか。しっかりと振り返ってほしいところです。
まとめ
負けは負け。今日の結果次第ではまたPO圏外に落ちるでしょう。
でもまだ何も終わっちゃいない。
俺は諦めてないですからね。
選手たちも諦めてないはずですからね。
一つ気になるとすればドウグラス。梶川が今節休みを取ったように、負傷から復帰した夏場以降はほぼずっとフル出場を続けているので、ここらで一度休ませてみるのもいいかもしれませんね。
次、勝ちましょう。
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