【2021振り返り】No.8 井出遥也

守の誤算が平の長期離脱なら、攻の誤算は井出の離脱。個性あるヴェルディの中盤勢の中でも特に違いを作れるのがこの井出遥也であり、目の前の相手一人ならさらっとかわしてシュートを打てる存在がオリンピック休み期間中のキャンプで負傷し、そのままシーズン終了までプレーを見ることなく終わってしまいました。

前半戦時点で3ゴールとキャリアハイの6ゴールを更新できそうな勢いではあったぶん、残念。森田、石浦、梶川、優平ら似たようなタイプは多いものの、やはりどこか得点力という点では心もとないのが現実。今季は3トップがガンガン点を取れた分ぶん、ここに中盤ももっとゴールに直接的に絡んでいけると、さらなるバージョンアップができるんですけどね。

実績もあり他からのオファーはあるだろう存在。少なくともJ2であればどこに行っても通用するだろうし、ヴェルディよりサラリーを出してくれるチームもある。でも、まだヴェルディでやり残したこと、ありますよね？