【2019ライバル雑感】ツエーゲン金沢

time 2019/02/06

移籍情報

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即戦力はゼロ。若手路線へ切り替え？

昨年は13位とまずまずの成績を残しましたが、CBで存在感を放った庄司朋乃也がレンタルバックから大分へ、10番を背負った宮崎幾笑がFC東京へ。どちらもレンタルだったとはいえ、攻守の柱が抜けたのはあまりに痛い。

ただレンタルバックが既定路線だったためその代役捜しにはいち早く動いているはず…と思っていましたが、獲得した9選手はみな20代前半。高卒2人、大卒1人、他はレンタルでの加入となる。そのレンタル組に関してもJ1はおろかJ2でも出場実績に乏しい選手ばかりで、どちらかといえば成長を期待してのメンバーという感じだ。193cmのコスタリカ出身FWクルーニーは楽しみだが、柱が抜けたぶんを補えるかどうかは未知数だ。

柳下監督3年目となる今季は、昨季のメンバーをベースに若手の成長を期待するシーズンとなりそう。選手層は決して厚くないので、ルーキーであっても出場機会がありそうなのが吉と出るか。左SBの沼田圭吾、レンタルから完全移籍に切り替えたボランチの藤村慶太、そしてチームの顔でもある清原翔平など実力ある選手は揃っているので、今季は1ケタ順位が目標となるでしょう。