【2020ライバル雑感】ヴァンフォーレ甲府

time 2020/02/09

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このオフは契約問題の軽いごたごたなのか資金面の問題なのかいろいろあり、小出悠太と佐藤和弘がトリニータへ、湯澤聖人がアビスパへ、曽根田穣とピーターウタカがサンガへ、森晃太がレノファへみな完全移籍。主力の多くを放出せざるを得ない事態となりました。特にヴァンフォーレの今後を担っていくと期待されていたであろう小出と曽根田の移籍はサポーターにとっては精神的ダメージも大きそう。

獲得した選手で言えば、泉澤仁（←F・マリノス）や松田力（←アビスパ）、野澤英之（←FC東京）、藤田優人（←サガン）ら実績がある選手はいるし、元大宮のラファエルも入団し、今年もドゥドゥ、レンタルから復帰したジュニオールバホスと前線を外国人で固めるのは昨年同様。とはいえ抜けた選手たちの穴を埋める存在かと言われれば不安が残るだろうし、少なくとも昨シーズンからはスケールアップはしていないなと。

もしかしたら厳しいシーズンになるかもしれませんが、昨年から引き続き指揮を執ることになった伊藤彰に、渋谷洋樹という頼もしい片腕がヘッドコーチとしてチームを支えることなったため、昨年から残るメンバーをベースにチームとしての完成度は高まっていく可能性はありそう。決して油断ならぬ相手。