2019/01/29
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見事な成長曲線を描いて後半は完全な主力に
出場試合数:24試合(先発15試合)
出場時間:1637分
得点:3
やっぱりヴェルディユースの10番って優秀なんだなぁ……としみじみ思います。シーズン序盤はちょこちょこ出場するのみ。テクニックがあるのはもとからわかっていましたが、いかんせんフィジカルが貧弱なのと、開幕前のTMでは「なんかビビってる感じがする」とお仲間から聞いていました。皓太や寛也のようにいきなりトップでは難しそう、だと。
ところが監督が永井さんに変わるとその状況は一変。もちろん皓太が移籍し、寛也も離脱、さらに潮音の調子も上がらずという状況ではあったものの、永井さんのやり方を熟知するものとして抜群の存在感を放つようになりました。
特に29節のアウェイ水戸戦は圧巻で、スーパーなミドルを突き刺してプロ初ゴールを記録したことはもちろん、素早いターン、適切なボール運び、そして惜しいミドルも放つなど持ち味すべてを出し切って勝利に貢献。遠目に見ていると(シーズン終盤でも)梶川と区別がつかないんですが、梶川のプレーによりゴールハント能力を加えたというか。ゴールを奪える梶川、というような感想をそのときは持ちました。
インサイドハーフ(フロントボランチ)をメインに、レアンドロが不在時はフリーマンのポジションも務めました。特にゴールラッシュとなったアウェイ琉球戦では2得点をマーク。レアンドロのように巧みにボールを引き出しながらフィニッシュまでこなし、さらに前線からのプレスの面でも奮闘するなど、このまま最後まで森田をフリーマンに固定したほうがいいんじゃないか?と思ったほどです。
実際のとこ強いDFに当たられるとまだ弱いですが、フィジカル勝負をさせないようなボールの受け方を今後身につけていくことはできるはず。永井さんの「フリーマンシステム」には反対というか、素直にセンターフォワードを使えばいいのにって言う人も多いと思いますけど、森田をここで育てていくのであれば個人的にはいいのかなとか思っています。もちろん、来季の昇格を目指すのであれば森田と同様の技術がありながら得点能力もさらにある選手を補強できるのがベストではありますが。
いろいろとネガティブな要素も多かったこの2019年シーズンですが、森田が描いた急激な成長曲線は大きな収穫の一つであり、シーズン終盤の唯一の楽しみであったと言っても過言ではありません。そして、まだまだ伸びていくだろうと考えるとさらに楽しみしかありません。
もっとも……この成長曲線にチームとしての結果が付いてくることが第一、そして……来季の夏に移籍しないでね♡と。ほんと、この冬にどこかに引き抜かれる可能性もあるとすら自分は思っていますから。まさか、そんなことはないよね?
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[…] 【2019振り返り】No.16森田晃樹 […]
by 【2019振り返り】まとめ | コンドルとカモメのVoyage 2019年12月7日 8:46 AM