コンドルとカモメのVoyage

【Result】プレーオフ消滅~2019第38節vs横浜FC(A)~

time 2019/10/28

【Result】プレーオフ消滅~2019第38節vs横浜FC(A)~

今節、夜に行なわれた岡山-栃木戦にて岡山が勝利して勝ち点63の6位に。現在勝ち点51のヴェルディは4連勝して勝ち点63に並ぶことはできますが、最終節にて岡山は現在勝ち点61の水戸との対戦を残しているため、少なくとも岡山or水戸のどちらかが勝ち点64に到達することが確定。まぁ数試合前からもう絶望的な状況だってのはわかっていましたが、これにて数字上もプレーオフ進出の可能性が完全に消えました。

去年の入れ替え戦で磐田に負けたことで、今シーズンは「自動昇格が目標」とスタートしていただけに、プレーオフにすら届かなかったのはただただ残念でたまりません。

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結果

=====横浜==東京V====
(前半)  1 - 0
(後半)  1 - 1
=================
合計   2 - 1

●得点者
(26’)中村 俊輔 (横浜)1-0
(54’)松尾 佑介(横浜)2-0
(62’)李 栄直(東京V)2-1

スタメン

(46’) 井上 潮音(out)→佐藤 優平(in)
(61’) 澤井 直人(out)→李 栄直(in)
(80’) 奈良輪 雄太(out)→永田 拓也(in)


(46’)レアンドロ ドミンゲス(out)→齋藤 功佑(in)
(75’)中村 俊輔(out)→松井 大輔(in)
(80’)皆川 佑介(out)→イバ(in)

1点差の負けほど実力差が現れる

うーん、前半、後半ともに「そこまで悪くなかった」ってのが正直なところです。少なくともゴール裏から見ていた感じでは。あまり得点の匂いはしなかったとはいえ、どこかで一個うまくいってれば、せめて同点にはできたゲーム。順位相応の力の差はあったと思いますが、ひっくり返せないほど絶望的なものではなかったように感じます。

ヴェルディのスタメンは前節と変わらず。レアンドロの出場停止もあり、ベンチには優平と河野が返ってきました。一方の横浜は、伊野波の出場停止にともない、前節までボランチだった田代がセンターバックに。佐藤謙介が久々にスタメン出場し、これまた久々スタメンの中村俊輔とダブルボランチを組みました。また、最前線にはイバではなく皆川を起用。

ヴェルディに対してはある程度しっかりとプレスをかけるのが有効と判断し、イバよりは運動量のある皆川を起用したのかなと思っていました。実際のところはある程度のところまでは引いて待ち受けてくれたので、ボールを握ることはできるように。とはいえ相手の経験あるダブルボランチの絶妙な指示もあり、アンカーの梶川へはなかなかボールが入らず。そのぶん、近藤からは裏へ抜ける左ワイドストライカーの純輝へのロングボール、若狭からはクレビーニョへのタテパスを通して落としてサイドに展開という、狙った形はできていたかと思います。

ただ横浜の守備ブロックは堅く、左サイドでは純輝に奈良輪に潮音に森田まで絡むことでちょっと人数掛けすぎな感じに。右はジャイルトンとクレビーニョでシンプルに攻撃を仕掛けながら澤井も絡んでいく形。なかなかクロスを上げても中に人が少なかったり、ミドルは打てど決定的な崩しにはいたらない、そんな前半でした。

そんななか、相手はCBから右ワイドの北爪へ、シンプルに皆川に通してキープしたところを落として俊輔がズドン。それはそれは、こちらのゴール裏からみたらキレイでした。運動量は落ちたけど、サイドチェンジのパスなど相変わらず素晴らしいキック精度。

後半は優平をアンカーに入れて梶川を左のフロントボランチへ。潮音がパッとしない感じもあったしコンディションも良くなかったらしいので妥当な交代とは思いますが、梶川のアンカーがここ2試合はバチっとハマった感じはあったし、何より優平は攻撃面で決定的な仕事をしてほしいから逆のほうがいいんじゃないかとは思ってましたが。

カウンターから最後は松尾に決められて2点差。

さらにヨンジを最前線に入れてクレビーニョをサイドバック、森田を左フロントボランチへ。その直後に奈良輪のクロスを相手GKの南がファンブルしたところをヨンジが詰めて1点差。やっぱりヨンジは持ってるな、と。本当は狙い通りのサッカーじゃないでしょうけど、ゴール自体はラッキーだったとはいえクロスに飛び込んでくる迫力はチーム1。

ただ後半はその後は目立ったチャンスは作れずに終了。最後はパワープレー気味になりましたが、結局あれって大した練習してなかったらうまくいかないんですよ。結局あっさり奪われてイバにキープされて時間使われて終わり。残り時間少ないからこそ、それまで通りしっかりと自分たちのサッカーを貫いてほしかったな。

もうラスト5連勝しか道が残されていないなかでの敗戦、選手たちもこれで終わったと感じていたのか、梶川は少し涙を浮かべていたように見えました。気持ちは見えた。でも気持ちでどうにかなるほど甘くない。そんなゲームでした。

まとめ

今シーズンの振り返り的なのは、ちゃんと42試合が終わってからにします。あと4試合、消化試合にはなりますが、最後までしっかりと戦い抜きましょう。このメンバーで一つでも多くの勝利を目指しつつ、来期も見据えながら。まぁ自分は来週の福岡、行けないんですけどね…。

いろいろな考え方や想いはあるとは思いますが、自分にとってこの2019年シーズンのスタートは、2018年12月8日にヤマハスタジアムで対岸に観た、磐田の歓喜でした。あのときから、J1昇格に向けた戦いがはじまっていたと。だから、2020年のスタートも、自分としてはこの横浜戦です。

2018、2017、2015は最終節までプレーオフを争い、2016は最終節まで降格の可能性が若干ありました。5年ぶりに消化試合っていうものを経験することになります。来季の昇格のために、残り4試合という時間をどう過ごし、どう戦うのか?見せてもらいましょう。

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