【2018振り返り】No.38 MF 梶川諒太

time 2018/12/26

攻撃力を見せることはできず…

基本的に梶川に関しては去年と同じですね。良い意味では安定、悪い意味では大きな変化は見られなかった。今年も開幕からスタメンに定着し、ほぼ全試合に出場。夏場にはミッドウィークのゲームにもフル出場するなど相変わらずのタフネスさを見せてくれましたが……。

アシスト自体はセットプレーを中心に８、これはキャリアハイで上々の数字。一方で、ゴールはゼロ。普段から言っているのですが、中盤に梶川が入るとボールを保持できるものの、相手に恐怖心を与えるような攻撃力はない。シュート力はないため遠くからでもシュート打てとは言いにくいけど、それにしてもこれほどゴールが遠いとね。

シーズン終盤は潮音が復活してきたことでスタメン出場は減ったものの、プレーオフ磐田戦ではウッチーを差し置いてスタメン出場するなどロティーナにとっては重要な選手なのでしょうが、やはりゴールを奪ってなんぼ。決してゴールから遠い位置でプレーしているわけではないので、このあたりどうにかしないと大きな選手にはなれないはず。もちろんテクニックと運動量を生かしてボールに積極的に絡んでいくのは梶川の良さではあるけど、皓太や優平はしっかりとゴールを奪っているし、潮音も時間の問題のような気がします。

点を取れと言われて取れるほど簡単じゃないですけど、梶川にはもう一回り成長してほしいからこそ、期待してますよ。