2019/01/29
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元得点王の加入!これは本気だ
いやぁこれぞカルロスのマルちゃんの置き土産ですかねー。
イニエスタを日本に連れてきて、
ヴィッセルの外国人枠を溢れさせ、
弾き出されたレアンドロをヴェルディに呼び込み、
自分は去る。
ガンバ、レイソル、ヴィッセルなどで実績を積んだストライカー。Jリーグをそれなりに見ている人なら知らない人はあまりいないでしょう。
そして、ご存知の通り一昨年にはJ1で得点王に輝いています。
若い頃はスピードを生かしたプレーを得意としていましたが、33歳になった現在は確実な技術をベースにした高い決定力が武器。ストライカーとして、少ないチャンスでも確実にモノにしてくれる期待がかかります。
身長は176cmと大型ではないですが、ポジショニングや身体の使い方で空中戦に勝つ術を持っている選手という印象。ポストプレーもしっかりとこなせるんじゃないかと思っています。なので、ロティーナ体制ではドウグラス、カルロス、陵平、さらに中野と基本的には高身長の選手がCFに起用されてきましたが、そこで出場する可能性もあるでしょう。ウイングでもできそうだけど、そこじゃないかなと。
ただ、これまでの活躍を考えると一番生きるのは2トップじゃないかという思いもあり、ヴェルディの3トップではどうなるか。
やはり懸念は、ケガ。
昨年の開幕でヒザをやってしまい、ほぼシーズンを棒に振ってしまいました。その影響もあり、今シーズンもゴールデンウィークに2試合出場したのみ。また過去にも身体のいろんな箇所にケガを負っており、万全とは言えないでしょう。
またもう一つが守備面。
これは新加入選手がみな苦しんできたところ。攻撃面ではしっかりと仕事をしてくれるはずなので、そこの理解を今日からのトレーニングでどれだけ早く身に着けられるか。いわゆる荒くれものではなく真面目なほうだと思うので、アランやドゥグのようにすんなりと覚えてくれると信じたい。運動量はあまり期待できないので(とはいえ数年前はめっちゃ走ってた気もする)、ポジショニングさえ守ってくれれば…というところ。
で、ドゥグはどうなるのさ?
まぁレアンドロが残りシーズン半分をフルで稼働できるわけでもないし、ドゥグ、アランとうまく併用できればと思ってるんですけどね。もともとこのポジションはドゥグ、陵平を軸に郡もいて、カルロス、アランもプレー可能という状況だったわけで。カルロスの代わりに来たと考えれば、もしドゥグがいなくなれば戦力ダウン。
ただブラジル人の移籍に関してはクラブがコントロールできないところもあるので、ドゥグが移籍しようが残留しようが必要な戦力だとして獲得したんでしょう。とにかく、泉澤とともにここ数年の夏の補強では信じられないほどの即戦力を獲得し、今年のJ1昇格への本気度を見せてくれたわけです。いやぁ楽しみになってきましたね!