2019/01/29
雨が心配されたけど試合中にはなんとか降らず。ってか、蒸し暑かったし、半袖でいけちゃったよっていう話で。早く前節の悪夢を払しょくしたいうちと、ここまで無敗のファジアーノの試合は思わぬ劇的な結果となりましたとさ。
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結果
2016明治安田生命J2リーグ第6節
ファジアーノ岡山vs東京ヴェルディ
2016年4月3日(日) 13:03
@シティライトスタジアム
岡山 東京V
(前半) 0 - 0
(後半) 1 - 1
合計 1 - 1
●得点者
75分 片山 瑛一(岡山) 1-0
89分 北脇健慈(東京V) 1-1
ハイライト
https://www.youtube.com/watch?v=eEoZsQjSRhQ
スタメン
ヴェルディは予想通り。ファジアーノは、押谷が前日の練習で負傷したとかで。とにかく嫌な存在が一人いないのは幸い。
自分たちの土俵で戦えば形は見えてくる
中後のアンカーに、善朗とJPが両脇を固めて南がトップ下、この形のダイヤモンドは成功といっていいんじゃないでしょうか。
まず中後が中央にどっしり構えていることで、変に外へ連れ出されることもないから中央の守備は安定するし、何よりチームに心臓がしっかりと収まった感じで全体が引き締まる。善朗はポジションに固執することなく自由に動いてボールを受けることもできたし、ワントラップで前を向いたり相手を交わしたりというプレーが堂々とできるようになった。これまでボランチでちょっと窮屈そうにしていたJPも、サイド目のポジションになることで豊富な運動量を生かした上下動でボールに絡むシーンも多かったし。
何より、めっきりと町田戦のような無意味なロングボールも減り、自分たちの本来戦う場である地上で勝負できていたと思います。とはいえ、決定的なシュートに持ち込めたのはあまりなかったからこれで良いってわけでもないし、もっと上を目指すって意味では、やっとこれで普通の水準に戻ったって感じなんですがね。
中後もたぶん90分を戦うのはTMも含めて今年初ってことでまだまだベストではないと思うので、これでもっと鋭いロングパスやダイレクトパスでリズムを作ったり、機を見て前線に絡んでいけるようになればもう数段はヴェルディの攻撃はマシになるんじゃないかなぁと思える試合でした。
成長の見える右サイドバック幸輝
ホーム徳島戦では積極的な攻撃参加で成長が見えた幸輝ですが、今日はドリブルで中に切り込んで左足で打つという形を多く見せてくれました。まぁ今年は開幕から左足で強烈なシュートを打つシーンもあったりしたし、この試合では左足でジャストミートするシュートは打てなかったんではあるんですが。でもこれで、中にも縦にもスピードを生かして切り込みつつ、サポートに入ってきた味方とワンツーで抜け出したりとプレーのバリエーションは確実に増えている。
だから、早く決定的な仕事を一つしたい。
それはクロスでのアシストでもいいし、ミドルでもいいし、こぼれ球に詰めるでもいいし。とにかく、試合する前から相手を脅かすような存在感を出せる選手になってほしい。
本当に、成長が目に見える選手で見ていて楽しいですね。去年はケガもあって欠場試合も多かったり壁にぶち当たっていたぶん、今年は大きな飛躍の年になるはずですから。
北脇が魅せた!
その前に、澤井くんですよ。本当に。まさか誕生日でこんなことになるなんて、俺らも思ってなかったし本人も思ってなかったでしょう。
まず、JPが足首を捻ったかどうかのケガにより代わってトップ下に入り、南が右へ。
ところが、まず入って最初のプレーでトラップミス、パスミスをやってしまうと、失点となったシーンでは不用意に相手を後ろから引っ掛けてFKを与え、それでやられてしまう。まぁこのFKは、シバさんが出なきゃいけないボールでしたけどね。
澤井はワンシーンだけ、得意のゴリゴリ抜くシーンもあったものの、なんかいまいち迫力もない。
なんか前に巨人戦で誰かが原監督に「戦う準備ができてなかった」とエラーやあっさり三振で2回くらいに交代させられてたり、トルシエジャパンで柳沢も同じようなことがあったけど、まさにこの試合の澤井も同じ。ケガによる急きょの出場、久々の出場というのもあったけど、とてもピッチに立てる準備ができているようにはプレーからは見えませんでした。
ということで、失点後に交代。わずかプレー時間15分。
アランと共にベンチに下げ、平本と北脇と攻撃のカードを一気に切りました。中盤は、ダブルボランチというかややフラット目になっていたような。
これが功を奏す。
っていうか、別にそこまで機能していたわけでもないし残り10分くらいはまともな攻撃ができてはいなかったんですが、結果的に個人の力でゴールを奪うことに成功。
右サイドで北脇がボールを受けると、ゴールから距離もあったし逆足ということもあり相手の緩いプレッシャーもあってか、強引に体を回転させながら左足を振り抜いたシュートは低い弾道でゴール隅に突き刺さる!
まさに時が止まるって、これですよね。
俺らもゴール裏で「え、入ったの!?」みたいな感じに一瞬なったし、抜群のシュートストップ率を誇る岡山のGK中林の壁を破ったわけですから。
いやぁ、こんなシュートここ数年のヴェルディでは見てないね。
しかも、左足ですから。トレーニングで好調とは聞いていたけど、こんなシュート持ってたとは・・・。これ、右ならどんなの打てるんだって話で
ということで、誰もが驚く得点でなんとか追いつき、勝ち点を拾うことに成功しました。まぁ岡山側からしたら、「また追いつかれたのかよ!」ってオコらしいですけど。いいじゃん、まだセレッソとともに今シーズン負けてないんですから。
まとめ
まぁおそらく、この形は継続するんじゃないかと思われます。次もフォーメーションとしては岡山と同じような長崎ですから。今シーズンの戦いをまだちゃんと見てないからあれですが。
ところが、JPのケガの状態もわからないし、善朗も出場停止。
楠美が一番代役としては近いかもしれないですけど、北脇をスタメンで使うのか、澤井に汚名返上のチャンスを与えるのかという選択肢もある。なんとか追いついたこの流れを次に生かせるように、一週間しっかりトレーニング積んでほしいですね。
ちなみに、井林ってもうリーチか・・・シーズン後半に響かなければ・・・。
おまけ
今日も全力さんは絶好調、と思いきや、試合中に2度ほど転倒してました。
アヒル。レッドだけ手に入れば良かったのに、まさかの1発目にGKを引き当てるっていう。
ファジフーズ1:津山ホルモンうどん 500円
ファジフーズ2:豚タン串 500円
ファジフーズ3:ファジ丸タコス(エビかつ) 600円
エビめしで締め。駅中で。トッピングにチキンかつ