2019/01/29
ぬーん。まだ5月。そう思うしかない。去年はこれが7月にきたわけだから。それでもプレーオフいけたんだよ?目標は確かに自動昇格なんですが。
sponsored link
結果
=====================
2018明治安田生命J2リーグ第16節
東京ヴェルディ vs 愛媛FC
2018年5月26日(土)
味の素スタジアム
16:03キックオフ
=====================
=====東京V=愛媛=====
(前半) 0 - 0
(後半) 0 - 0
=================
合計 0 - 0
●得点者
なし
スタメン
(HT) 澤井 直人 → カルロス マルティネス
(69′) 渡辺 皓太 → 梶川 諒太
(75′) 李 栄直 → 佐藤 優平
(57′) 西田 剛 → 有田 光希
(75′) 河原 和寿 → 小暮 大器
(89′) 丹羽 詩温 → 近藤 貴司
どうやってゴールを奪うのか
改めて思うのが、別に内容は悪くないんですよ。ただゴールを奪えない、奪う形は見えない。ってそれがサッカーのすべてなようなもんだから、そこがダメって深刻な問題ではあるんですが。
勝たなきゃいけない相手でした。愛媛をなめてるわけじゃないですけど、21位でしょ?って。かなり強い相手にボコボコにされながらもなんとか引き分けたわけじゃないでしょって。今の停滞感を払拭するには、相手の監督が交代したばかりというのも含めてタイミング良すぎなくらいだと思ったのですが。
いやぁ。
この試合では、左サイドに澤井がスタメン。守備時は5-3-2のような形でドゥグと寛也が2トップ?って思ったのですが、攻撃時になると寛也は完全に右ワイドに張っている。非対称というか、非常にファジーなシステム。ある程度は右サイドでボールを持ちつつ、そのままクロスにドゥグとヨンジが飛び込むか、あるいは右で作りつつ左サイドで澤井がドリブルでボールを運べるように狙ったか。
ただ、澤井がやっぱりケガする前の勢いというか必死さみたいなのが見えないというか、簡単に言えば相手の脅威に全くなれなかった。前半で交代も致し方なし、というところ。決定的なピンチはほとんどなかったけど、こっちも大したチャンスもなくスコアレスで終えた前半。
まぁそれでも後半勝負!と思っていました。
実際にカルロスが左サイドに入り、後半からは完全な4-3-3でスタート。澤井に比べればカルロスは良さは出していたと思うし、悪くはなかったと思います。でも、俺らが助っ人外国人に求めてるのはそんなもんじゃないんですよ。
意外だったのは、早めに皓太を代えたこと。前半から飛ばしてたから疲労を考慮してか。そして、ヨンジに代えて優平。優平のリズムにどうも周りが合っていない感じはありましたが、”違い”を作ることはできていたと思います。
でももう一回言うけど、いくら中盤やサイドで“なんとなくいい感じ”になっても、毛局最後のゴールを奪う、シュートのところで相手を脅かすことができなければ厳しいんですよ。相手も、「あぶねー」って思ったシーン、なかったんじゃないですかね。
個人的に気になるのは、やはり奈良輪のところ。
彼は安定感で言えばいいプレーヤーです。守備の大きなミスもなければ、攻撃もそこそこ良さを出してくれます。山口戦のように、意外なミドルも持ってたりします。去年も湘南で、すんげーミドル決めてましたよね。
ただ、残り5分、ロスタイムの場面。
幾度となく奈良輪にボールが渡り、切り返して右足でクロス…ってなったものの、なんとも可能性が見えないボールが行きかうばかり。もうちょいどうにかならんのか。
正直、それは奈良輪の個人能力の問題でもあるので、チームでどうにかできるものでもないと思います。だったら、人を代えるしかないって。たらればになっちゃいますが、ああいう状況なら昇吾を左サイドバックに入れていれば、まだ無理くりでも縦にボールを運んで、コーナーキックを取れていたんじゃないか。今のヴェルディで中央で崩せない、でも1点だけどうしても欲しい、そんなときはセットプレーって気はするんですが。ベンチにも入ってなかったのが悔やまれます。
まとめ
覇気がないとか、気持ちがないとか、そういう問題じゃないとこの試合に関しては思いました。ドゥグも寛也も足が攣るまで走り抜いているし(コンディション管理不足って声もありますが)。某所では、こんだけ勝てないなら応援ボイコットだ、ブーイングしないのは甘すぎって声もあったりしますが、それで勝てるの?って話。
あえて言うなら、前半の可変システムにしてもそれにより頭も体もかなり疲労しているように見えて、ロティーナやイバンが求めるレベルに選手が達してないなって思ったりもします。でも、ヴェルディはこの選手たちで戦うしかない。
希望的観測…というか、たぶんロティーナとしては、今のヴェルディの選手たちで現実的にできるサッカーっていうのをわかってるんじゃないかと思います。ただそれだと結局そこそこの域にしか達しない、あえて上のレベルのことをやろうとしている。そんな風に思っています。
いろいろ考えは巡りますが、また来週に試合はやってきます。
いつもいつも同じこと言いますが、俺らはその試合を全力で応援するしかありません。
みんなで三ツ沢、そして新潟に行きましょう。
コメント
ブーイングしたって勝てるわけがない。
ヴェルディのサポーターなら仲間を攻撃するなどという低俗な行為は許されません。
気高く品格を持つ、それがヴェルディサポーターです。
とりあえず負けなかっただけ良しとしましょう。
どんなゲームであろうと負けなきゃいいのです。結果が全てです。少しですが順位も上がっています。
ファジーなフォーメーションというのはサッカーに限らず応急処置的な戦術としては機能しますが、基本で使いこなすにはあまり向いていません。
by ストレート21 2018年5月29日 5:20 AM
応急処置ではないと思いますよ。ロティーナとしては明確な意図をもってやっていますし、曖昧に見えるだけで選手たちは決まり事にそってやっています。それなりに機能していましたし。ただ、まだ穴はありますが。
by gk17yuta 2018年5月29日 8:45 AM
順位が上がったと言いましたが、他のクラブの試合の影響で順位が下がっています。
間違ってしまいすみませんでした。
ヴェルディがアンバランスなファジーという戦術を使いこなせるのかどうか、ということだと思います。
現に5位から17位まで一気に順位が下がっているわけですし、そろそろ解任(ロディーナ「ビクッ」)した方がいいのでは・・・。
by ストレート21 2018年5月30日 4:04 PM
解任はないでしょう。ありえません。
by gk17yuta 2018年5月31日 8:24 AM
[…] 【Result】少しだけ修復~2018第16節vs愛媛FC(H)~ […]
by 【Preview】2点目を奪え~2018第39節vs徳島ヴォルティス(H) | コンドルとカモメのVoyage 2018年10月27日 10:17 AM