2019/01/29
3連勝を目指していたわけですけど、どうしてもこういうゲームが起きてしまうのはしょうがない。それほどヴェルディはまだ強くないんですから。その中でも最低限の勝ち点1を得たことを前向きに捉えたいと個人的には思っています。
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結果
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2018明治安田生命J2リーグ第33節
東京ヴェルディ vs ロアッソ熊本
2018年9月16日(日)
@味の素スタジアム
16:03キックオフ
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=====東京V=熊本=====
(前半) 1 - 1
(後半) 1 - 1
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合計 2 - 2
●得点者
(7′) 安 柄俊(熊本)0-1
(13′) 佐藤 優平(東京V)1-1
(57′) ドウグラス ヴィエイラ(東京V)2-1
(78′) 田中 達也(熊本)2-2
スタメン
(HT) 李 栄直 → 泉澤 仁
(75′) 佐藤 優平 → 渡辺 皓太
(80′) 藤本 寛也 → レアンドロ
(63′) 上里 一将 → 中山 雄登
(68′) 八久保 颯 → 伊東 俊
(88′) 安 柄俊 → 巻 誠一郎
ミス多きゲームを勝ち点に変える
本当に前半は、「らくしくない」という感じでしょうか。内田にしろ梶川にしろ、なんのことのないパスミスで相手のボールを渡してしまい、その流れから放たれたシュートが上福元の脇の下をすり抜けていくという。気持ちが緩んでいたとかそういうわけではないと思いますが、やはり「あれ?」みたいな様子は連鎖していくものです。
ふわっとした前半だったのは、ヴェルディがロアッソに合わせすぎたという感じもしていません。単純に相手が良い守備をしていた、ということ。特に両サイドに関しては非常にタイトで、奈良輪・寛也ともにガッツリとブロックを作られていたことで有効な崩しをみせることもできませんでした。
ここ最近絶好調の優平がライン間で受けて展開、変則的に2トップを組むドゥグとヨンジへボールを配球を試みるも、個の部分で潰されてしまう。相手のラインが高かったこともあり裏抜けを狙うも、オフサイドにかかってしまう。
ミスで失った点を早々に返せたのは良かったですが、その後はうまく相手のペースにハメられてしまいました。もっとも、攻撃力はある熊本に対してさほど危ない場面を作られたわけではなかったので、その点はもっと評価されてもいいと思いますけどね。
後半は、泉澤を投入して4-3-3へ。
横浜戦で昨日したヨンジを使った2トップはこの試合は機能しませんでしたが、こうやって変化をつけ(しかもちゃんと狙いもあって成功例もある)られるのは今のヴェルディの強みです。
左サイドに張る泉澤に対して、相手のウイングバックはもちろん3バックのサイドも引き付けることで中央にスペースが生まれ、優平との素晴らしい崩しからドゥグがゲット。正直、これで勝ったと思ってしまいました。その後も、少しラッキーかなという判定でPKもゲットしたわけですから。ただ、まさかの失敗。
まさか、というのは結果的には微妙ですかね。
コース自体はドゥグの”いつもの”ところでしたし、少し甘めでした。ただちゃんと調べてないですけど、ドゥグのPKがセーブされたのって初めて…じゃないですかね?違ったらすみません。
とはいえ1点リード。あとは守るだけのところだったのですが、もし流れを失ったとするならPK失敗よりも、優平の交代にあったんじゃないかなと思ったりもします。まだまだやれたでしょう、と。今の優平はピッチのどこにいても攻守に渡って良い働きをできる状態にあります。もちろん皓太の推進力を使いたいといのもわかるのですが、果たして優平を替えてまで必要な力だったのか?
個人的には、少し鳴りを潜めている感のあった寛也に替えて皓太を投入し、優平を右ウイングに回す手もあったんじゃないかなと思いますが。
少し不運な形で左サイドから失点。防げたようにも思えるし、ちょっと運が悪かったなとも思います。最後はレアンドロも投入し、右サイドの若狭が積極的な攻撃参加でチャンスを作りますがゴールは奪えずドロー。結果的にミスが失点にも得点にも響いて勝ち点を失ってしまいましたが、ものすごくポジティブに考えるなら、得失点に直結するミスがありながらもドローで終われたというのはチームの成長と言えるのかもしれません。
まとめ
13連勝はなりませんでした。でも9連勝はできますし、負けてません。上位2チームとの直接対決もまだ残しています。またアウェイ連戦ですし、次節は10連敗中の岐阜という難しい相手ですが、勝ってまたホームに帰ってきましょう。
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