【2021振り返り】No.19 小池純輝

2年連続の41試合出場、自身最多の17ゴール、J2得点ランク3位、日本人1位。
もう言うことありませんね。書くこともないです（笑）。

右足も左足も頭も。裏に抜け出しも、クロスからも。どんなパターンでも確実にゴールに叩き込むストライカーっぷりは34歳になったこの歳でもレベルアップを続けており、前線の選手でもサッカーは年齢じゃないってのを見せつけてくれます。

よくDAZNの解説なんかで「スピードを生かしたプレー」と純輝を形容する実況・解説者がいますか、その言葉を聞くと、試合見てないんだなーってのがよく分かりますね。いまや純輝の特徴はスピードではなく、相手ディフェンスラインとの絶妙な駆け引きで抜群のタイミングで裏に抜け出したりする力。そして得点力。スピードで相手をぶっちぎるみたいなシーンはここ2年は見たことありません（笑）。

一番印象に残ってるゴールは、アウェイジェフ戦かな。パライバの鋭いクロスを、頭でグイっとゴール方向へ絶妙なコースに叩き込んだあのゴール。あれ、簡単じゃないですよね。ホーム琉球戦のヘッドもそうだけど、身長はそこまで高くなくてもタイミングや身体の使い方次第でゴールに叩き込むことができる。純輝自身の成長もそうだけど、それが後輩たちの見本になっていくでしょうね。

細かく移籍を繰り返してきた純輝も、来季はヴェルディ復帰4シーズン目。もう今更他のチームなんてありえないでしょう。来季もゴール量産期待してます！