2019/01/29
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結果
===浦和==東京V=====
(前半) 0 - 1
(後半) 1 - 0
合計 1 - 1
●得点者
(42’)木村 勇大(東京V) 0-1
(89’)アレクサンダー ショルツ(浦和) 1-1
(74’)山田 楓喜(out)→翁長 聖(in)
(74’)森田 晃樹(out)→綱島 悠斗(in)
(84’)齋藤 功佑(out)→河村 慶人(in)
(84’)木村 勇大(out)→山田 剛綺(in)
(61’)関根 貴大(out)→岩尾 憲(in)
(61’)チアゴ サンタナ(out)→興梠 慎三(in)
(61’)小泉 佳穂(out)→大畑 歩夢(in)
(73’)松尾 佑介(out)→中島 翔哉(in)
(82’)サミュエル グスタフソン(out)→髙橋 利樹(in)
2点目がとれない
自分が位置どったのは、ブロック左の前から5列目でした。ふと後ろを見上げると、緑の壁が広がってる。コールをすれば、後ろからグワっと押さえるような感覚がある……。
国立での2つの試合は、世間的にも特別な意味を持ったゲームであり、本当の意味でヴェルディサポーターじゃない人も多くいたと思う。さすがに去年の途中まで頑張ってもトータルで6千人くらいだった動員が、急に5万人近く増えるわけないもの。
だから、アウェイゲームになったらまたあのときみたいな閑散とした空気になるのかな…なんてちょっと思ってたわけです。それがどうだ。もちろん、浦和というJ1屈指の“アウェイ感”を味わえるスタジアムだけに、行ってやろうっと思った人も多くいたと思う。でも、それだと見た目は緑でも声の波はこない。
本当に、ヴェルディのために声を出し戦ってくれる人が増えたんだな…と。
そんな思いはさておき。
はっきり言って、勝たなきゃいけない試合だった。マリノスにしてもレッズにしても、今だからこそ勝たなきゃいけなかった。それくらい、言ってしまえばチームとしての完成度は低い。やるべきことの意思統一ができているかどうかについては、間違いなくヴェルディのほうが上でしょう、今の時点では。
この試合のヴェルディはいわゆるハイプレスではなく、ブロックを敷いて、2トップのどちらか(主に勇大)が相手アンカーのグスタフソンを消すことを徹底したことで、相手のビルドアップをほぼ無力化。両CBは自由にボールを持てていたけど、その先でつぶすことができたあたりが、前半から流れをつくれた要因でしょう。
J1に上がったことで多くの識者がゲームを解説してくれるので、これ以上細かいとこは触れません。2試合連続で89分にPKを与えて守り切れなかったあたりで、「ヴェルディは勝負弱い」「守り切れないチーム」みたいな声がもっと出てくるかなと思ってたんだけど、そんなことないですね。
課題は明確。2点目を奪う決定力がなかったこと、そして城福さんも言及したように、ゲームチェンジャーの力が足りてないこと。途中から出場したメンバーがほとんどまともにボールに絡めず、ただただ何もできなかった。特に、クリアが多くなる時間帯だけに剛綺と慶人に関しては時間をつくってほしいところだけど、簡単にロストしてばかり。
彼らは、たぶんスタメンで出場すればそれなりに力を発揮できると思うんです。ただ、途中出場だとそうはならない。「ゲームチェンジャーを育てていかなければならない」と言った城福さんの言葉通り。これ、去年の夏場から秋にかけても同じこと言ってたんですけどね。そこは、新井悠太や長谷川竜也のでまかなえることができていたんですけどね。
まとめ
これよ、これ。「良いゲームだったけど…ね」みたいなのを続けたら、気が付けば順位は降格圏にいるだけ。まず1勝、しましょう。
ただ一つだけ、この2試合を経て確信してることがあります。
こんな感じに自分たちより力が上のようなチームと全力で対戦を続けていくことで、間違いなくチームはぐんぐん成長し強くなっていく。今週末は、また一段強くなったヴェルディが見れると、確信しています。ピンクに染まる大阪で、俺らの力、見せてやりましょう。