2019/01/29
本当にヴェルディに来てくれてありがとう。
その活躍っぷりはここで言うまでもなし。夏前に再びレンタル加入が決まると、その後は国立での町田戦から最後のプレーオフ2試合まで全試合でスタメン、交代しても勝ちが確定したようなゲームの残り数分くらい。ほぼフル出場と言っても過言ではない。
18試合で6ゴール、もし開幕からチームにいれば確実に2ケタ得点を奪っていたでしょう。ただ、開幕でいなかったからこそ最後の国立でのプレーオフでの劇的なゴールが生まれたと考えると、それはそれで良かったかなとか思ったり。
いくつかの記事であったように、「優しすぎる」と言われていたらしいけど、PO決勝では強い言葉で森田を叱咤したり、ホーム栃木戦で林と言い合ったり。FWとして必要な我の強さというか、鹿島からやってきた選手らしい選手として当然の強い要求など、ヴェルディに欠けていたものをもたらしてくれたよう。もちろんプレーとしてはCFとして、降りてゲームをつくり、献身的にプレスをかけ、ゴール前で決定的な仕事もする。まぁ決定力という意味では、案外シュートを外すシーンもあって、凌我と比べるとまだ成長の余地があるなという感じでしたが。
鹿島に戻る選択肢、あるいは中原のように他クラブへの完全移籍の選択肢も当然あった中、ヴェルディへのレンタル延長という選択をしてくれたのは本当に感謝。昨年は育成型期限付きだったけど、今シーズンはJ1に昇格したことで、通常の期限付きに切り替わったはず。シーズン途中で向こうの都合で戻るという可能性もなくなりました。
昨年のU-22代表の活動にほぼ参加できなかったこともあり、パリ五輪出場は現状遠のいてはいるものの、直前でギアを上げれば選出の可能性は十分あり。おそらく、その可能性も狙ってより出場機会を得やすいヴェルディを選んだんでのかもしれません。とにかく来年もFWの軸として、今年以上の活躍を期待します。