2019/01/29
最初加入したときは「そんなにセンターバック必要?」って思ったりもしたのですが、終わってみれば負傷者続出のときもあり重要な戦力に。序盤はアンカーで出場、中盤で強固な守備形成に大きな力になってくれました。当然、ビルドアップはあまり上手ではなく、マテウスが明らかに林へパスを出すのを躊躇しているというか、信頼してないんだなーってシーンは何度も見られました。
ただ、やはりシーズン序盤だからこそ、大崩れしないチームをつくるという意味ではかなり意義のあったチョイスだったと思います。リードを奪ってしまえば、途中から綱島を投入。2センターバックに、宮原、深沢@元センターバック、そこに林、綱島と実質センターバック6人態勢で守り切るのが序盤の戦い方。
その後、負傷で離脱して復帰して以降は、森田がアンカーとして固定されたこともあり、センターバックで勝負。8月に再び離脱するも、ラスト6ゲーム+POはセンターバックのスタメンを勝ち取り、最終節の大宮戦ようにビルドアップでチャレンジするもミスしてピンチを招くシーンもあり、不安もあったりしましたが、安定した守備で見事にJ1昇格に貢献してくれました。
鹿島からのレンタルということもあり、来期はどうなるか。あちらは監督も変わるということもありチャレンジするかなぁ。ヴェルディでは、ある意味レンタルっぽいというか、難しい縦パスやドリブルでの持ち上がりなど、J1の舞台では簡単にやれないような積極的なチャレンジも多く、本人にとっては素晴らしい成長をできたシーズンになったんじゃないですかね。だからこそ、それをヴェルディで継続して見せてほしいものです。