2019/01/29
もう言うことないですよ(笑)
彼のプレーを見るたびに、あぁ、これがJ1レベルの守備なんだなって。今まで見てきたサイドバックの守備っていったい何だったんだろうと、サッカーを見る概念まで変えさせられましたよ。
41試合出場。突如消えたアウェイ岡山戦をお休みし、その翌週のゲームがベンチスタートで途中から入った以外はフル出場。宮原がいれば右サイドの守備は何の心配もいらない、むしろ相手がこっちからせめて来なくなる。そんな状況は過去のシーズンで一度たりともありませんでした。
対面の1対1はもちろん、イーブンなボールに対する体の入れ方や、強めと行くときの判断も完璧。ガツンといったときは必ずボールを奪う、あるいは必ず外に描きだしてくれる。見てて爽快。
名古屋サポから聞いていたように攻撃時のテクニックはそこまでないのは確かでしたが、ボールを蹴る・止めるの基本技術の水準が高いから、J2ではむしろ攻撃もしっかりできるほど。シーズン序盤は前にいた某18番がドリブルで仕掛けるタイプだったので基本的に後ろで構えてサポートに回ることのほうが多かったけど、中原になってからは、オーバーラップでサポートしたほうが彼も自分も生きると判断したのでしょう。プレーエリアが前に広がっていきました。
ドリブルテクニックはないけど、シンプルな直線的なスプリントで相手を抜き去り、クロスを上げたり時にはシュートまでもっていく姿は印象的でした。ゴールが一つもなかったのはちょっと意外な感じもしますが。
さて……。来年も頼むよ、と。
そりゃ、他のクラブにいけばヴェルディにいるよりお金はもらえますよ。でも、今年のヴェルディが果たしてJ1で通用するチームなのか、一緒に確かめたくないですか?