2019/01/29
sponsored link
結果
====藤枝=東京V====
(前半) 0 - 3
(後半) 0 - 2
合計 0 - 5
●得点者
(1’)阪野 豊史(東京V) 0-1
(13’)梶川 諒太(東京V) 0-2
(18’)阪野 豊史(東京V) 0-3
(63’)齋藤 功佑(東京V) 0-4
(74’)北島 祐二(東京V) 0-5
(46’)森田 晃樹(out)→加藤 蓮(in)
(60’)バスケス バイロン(out)→河村 慶人(in)
(60’)阪野 豊史(out)→北島 祐二(in)
(67’)梶川 諒太(out)→綱島 悠斗(in)
(71’)齋藤 功佑(out)→佐川 洸介(in)
(46’)鈴木 翔太(out)→山原 康太郎(in)
(46’)水野 泰輔(out)→岩渕 良太(in)
(46’)矢村 健(out)→渡邉 りょう(in)
(67’)杉田 真彦(out)→平尾 拳士朗(in)
(77’)金浦 真樹(out)→山田 将之(in)
ミスを突いた快勝
2015に金沢がJ2に上がってきてアウェイで初対戦したときだったかな、スタジアムへのバスの中で現地の若い人たちが「あの歴史あるヴェルディがやってくるんだよ。俺らが勝てるわけねーよ」みたいな話してて。で、結果がどうだったって、ボコられたんですけど、やっぱり地方ではヴェルディってそういう存在なんだなって。
でまぁあれから8年も経って、初めて藤枝との対戦を迎えたわけで。さすがにエスパルスとジュビロがある静岡だけに地方の地方ほどではないけど、なんかTweetとか見てると、やっぱりヴェルディの歴史とかをリスペクトしてくれる感じの言葉を見かけてさ。別にそんなたいそうな存在でもないんですけどね、俺ら。もう15年目ですよ、J2。
そんなんで、個人的には初訪問の藤枝。駅出たところからMYFCのバナーとかドーンってあって、駅前の商店街のスピーカーでは単純な試合の告知だけじゃなくヴェルディの紹介してて。横山がユース出身ってことも触れてて。Jクラブのある町っていいなとか思ったりして。
んで、試合。
まぁ…5-0で勝ったから言うけど、正直相手のレベルはJ2に達していなかったなと。Previewで書いていた通り守備はまったく整理されている感じはなく、加えてそこにミスが重なる。大木サッカーを須藤監督が継承したようなビルドアップを狙ってくるし、両ワイドや横山の突破力は力も勢いもあるなーとは思う。ハマったら強いだろうな、とも。
でも結局、そのビルドアップでミスったときにリカバーできない感じは、永井サッカーのときのヴェルディっぽい。それが前半1分で、しかも今季初出場のセンターバックのところで起きてしまったからね。
当然、センターフォワードの基本スペックとして相手に勝る阪野の起用がばっちりハマったというのもあるけど、ヴェルディがものすごく良かったという感じはあまりしない。守備をしっかりやったからこその5得点ではあるけど、前節までやっていたこと、できていたことはそんなに変わらないはず。むしろ、もっと点をとって5節にして藤枝の息の根を止めるくらいの差を示すべきだったんじゃないかと。
ただまぁ、後半の序盤の相手の攻勢で失点してたらまだわからなかったと思いますけどね。勢いを与えたら怖いチームである、というのはあったと思うので。そこでしっかり守れたからこその完勝。最後には5バックにする徹底ぶり。徳島戦と同様に、綱島と林がダブルボランチで並んでれば、そりゃそう簡単には破られることはあるまい。
まとめ
参考にならん試合…というのは言い過ぎだけど、少なくとも、俺らはこれだけやれるんだから次も勝てるだろう、なんてのは到底思えない。去年悔しい思いをさせられた熊本に次節ホームで、しっかりと兜の緒を締め直して戦って勝ってはじめてその感触を少し手に入れられるかもしれない、というところ。
藤枝は良いところでした。
スタジアムも程よく見やすいし。帰りのバスは町田のような洗礼を少し浴びたけど、あそこほどの絶望感はなかったし、レンタサイクルとかの回避策もあるのでね。いずれ芝生席はイスに改修されるんだろうけど、また来たいと思います。