2019/01/29
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結果
====東京V=山形====
(前半) 0 - 0
(後半) 1 - 0
合計 1 - 0
●得点者
(52’)ンドカ ボニフェイス(東京V) 1-0
(66’)バスケス バイロン(out)→佐藤 凌我(in)
(66’)加藤 弘堅(out)→稲見 哲行(in)
(72’)梶川 諒太(out)→深澤 大輝(in)
(72’)河村 慶人(out)→小池 純輝(in)
(80’)染野 唯月(out)→阪野 豊史(in)
(55’)河合 秀人(out)→デラトーレ(in)
(55’)加藤 大樹(out)→チアゴ アウベス(in)
(67’)國分 伸太郎(out)→樺山 諒乃介(in)
(67’)ディサロ 燦シルヴァーノ(out)→山田 康太(in)
(83’)松本 怜大(out)→小西 雄大(in)
これが最低限の基準
いやー勝利っていいっすね。8/6の長崎戦に行けなかった自分にとっては、7/6のアウェイ栃木戦以来、ホームではその一つ前の7/3の琉球戦以来約2カ月ぶりのリーグ戦勝利でした。まぁその間に天皇杯が挟まってるからそんなに長かった感じもしないですが。
ヴェルディは中二日連戦を考慮してスタメンほぼ総入れ替え。良く言えばいろんなメンバーに出場機会とチャンス、経験を積む場になった連戦。悪く言えば、核となる戦い方をつくるのに時間がかかった連戦。
豪雨の中ではじまったこの試合、正直、最初の20分は無駄な時間を過ごしたなと、お互いに。まるでサッカーにならない天候。ボールは転がらない、ある程度は適当になっても蹴らなくてはいけない展開。こんなんやってるほうも見てるほうも楽しくないんだけどね。そりゃ「試合ができる」ってのはできるんだけど、中身のないサッカー、怪我のリスクもある中で試合をすることに何の意味があるんだろう。とはいえ、じゃあピッチコンディションが良くないから中止、っていう判断も難しいんでしょうけど。
雷が近づいてきたとこで、結果的に約90分間の中断。中断の間に雨は弱まり、ピッチもかなりのスピードで水がはけたことで、後半からはほぼ水たまりもなく快適にプレーが可能に。このあたりは、2019年のラグビーワールドカップに向けてハイブリッド芝に張り替えたことが良い成果となった形でしょう。当初はツルツル滑りやすいというデメリットもあったけど、最終的にまともなサッカーのゲームができたのは、ピッチを管理してくださる方々がいたからこそ。ありがとうございます。
んで試合のほうは、やっと最低限これをやればどこにでも戦えるよね、というのが見えた内容。特に2トップの降りてゲームをつくる役割と裏を狙う役割がかなり整理されてきた感じがある印象。それに加えてバイロンが復活したことで、右サイドはかなり押し込むことができた。左利きながら縦の選択肢もあるのがバイロンの強みであると個人的には思ってます。復帰したばかりということで、おそらく45分タイマー付きだったのかなと思いますが、中断もあったことで66分までプレー。彼を長くピッチに立たすことができたという点では、中断は良い方向に働いた気も。
66分に凌我と稲見を投入。ベンチに下がる弘堅の太腿のグルグルテーピングなあたりギリギリな状態で戦ってたのがようわかります。72分には前節から出場が続く河村と、コンディション不良から久々の出場になった梶川が交代。キャプテンマークが梶川ではなくボニだったのは、梶川もやはり早めの交代が予想されていたということかな。
バイロンが抜けて右サイドはやや不安ですが、河村は縦の推進力、最後に入った純輝はコンビネーションで崩していくシーンもあり、これはこれで良しかなと。右から崩して最後は凌我のフリーの左足シュートを大きく外したのはちょっと意外というか、どうした?という感じですし、あれが決まってたらだいぶ楽だったんですけどね。まぁそういう日もあるでしょう。
結局52分のボニヘッドの1点を守り抜いて勝利。決してベストパフォーマンスではないけど、奈良輪の言う「当たり前のことをやる」ことをやれば、プレーオフを争うチームにもそうそう負けはしない。そもそもシーズン序盤はそれができてたんだから。
まとめ
7連戦お疲れ様でした。本当に苦しかった。
連戦になれば、間の日のトレーニングはリカバリーが中心になる。ゆえに戦い方を仕込むことが難しくなる。この連戦でも顕著だったけど、今年は特に、かなり細かくフィジカル・メディカルの部分は管理されていて、試合の中では戦術的な部分以上に事前に予定されていた交代が多かったよう。それでも負傷者が出たり、コロナが出たり、いくら経験豊富な城福さんであれど、これほど難しい戦いはなかなか経験してなかったんじゃないですかね。
とりあえず久々に1週間空けての試合、そして残り4試合。
メンタル的にもタフになり、戦い方としても一つの「やるべきこと」が見えた中でのアウェイ連戦、そしてホーム連戦。一つでも多く勝って、少なくとも一桁順位で終えられますように。