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【Result】虎の子の1点~2022第7節vs大分トリニータ(H)~

time 2022/04/05

【Result】虎の子の1点~2022第7節vs大分トリニータ(H)~

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結果

====東京V==大分====
(前半)  1 - 0
(後半)  0 - 0
合計  1 - 0

●得点者
(43’)加藤 蓮(東京V) 1-0

(67’)佐藤 凌我(out)→新井 瑞希(in)
(67’)杉本 竜士(out)→石浦 大雅(in
(75’)小池 純輝(out)→バスケス バイロン(in)
(80’)梶川 諒太(out)→加藤 弘堅(in)

(61’)渡邉 新太(out)→中川 寛斗(in)
(61’)長沢 駿(out)→伊佐 耕平(in)
(76’)伊東 幸敏(out)→松本 怜(in)
(76’)小林 裕紀(out)→エドゥアルド ネット(in)
(84’)呉屋 大翔(out)→宇津元 伸弥(in)

これがJ1から降格してきたチームか

強かったね、大分さん。こんなしびれるゲーム、久々。それこそ2018のプレーオフとかそれくらいの感じがしましたよ。そんな相手に1-0で勝利、しかもルーキーの初ゴール、プロデビューGKの完封。しかも相手はここまで全試合ゴール中。一つの勝利の喜びをめちゃくちゃ感じられるゲームでしたな。

大分はさすがのサッカー。相手を引き出す確実なビルドアップ、そこからの疑似カウンター。ヴェルディは序盤、凌我、竜士がいつも通りに果敢にプレスをかけていく。後ろも連動してラインをグングン押し上げてボールを奪取する場面も。

その一方で、それを抜け出されて、特に山越の裏を突かれて相手に決定機。相手GKの高木からFWの呉屋にパスを通され、ボニが釣り出されたところを小林への落としから運ばれてピンチ。このあたりのピンチで相手が決定機を外してくれたのでなんとかなったものの、やはりリスクの高さを懸念してか、前半中盤からはプレスラインを下げて対応。それにちょっと落ち着いた感じ。

お互い、良い形でボールは運ぶものの決定的なシュートチャンスは少ない中、43分、谷口から山越へ、山越はちょいとトラップミスというかおそらくダイレクトでパスを出そうとしたのか、それがうまく目の前の相手をかわすトラップになり、中央の凌我へ。ボールキープから逆サイドワイドに開いた梶川へ、そこを中央へサポートに入った加藤蓮が相手をかわしてミドルを放ち、ゲット。

本人も話していたように、出場した試合では必ず1本はミドルを打てるチャンスがあった中で、ついにそれが実を結ぶ形に。コースは若干甘めだったんですけどね。高木はなんであれ、足でいったんでしょう。いくらいいところでバウンドさせたとか、やや目の前のDFでブラインドになっていたとかあれど、一歩足を運べば防げたろうに。手よりも足を使うことが圧倒的に多い大分のスタイルから生まれたクセか。

後半は、理仁が立ち位置を少し変えることで、前半よりもボールを持てることが多くなり、ややヴェルディペースでスタート。フィジカル能力が明らかに向上し、ちょっとやそっとのプレスじゃボールコントロールが崩れなくなったのが素晴らしい。ショート、ロングパスともに正確、遠くもしっかり見えている。そこに、ドバイで得た自信。本当に夏にはもういなくなるんじゃないかってレベル。

いつも通りの交代で瑞希を投入。凌我がイエローをもらっていたこともあり下がり、CFは森田。ただ、森田はやはり前を向いてボールを持ってこそ。あの位置でボールを受ける際にうまさは見せるものの、強力なセンターバック相手だとやはりボールキープが難しい。このあたり、ペレイラは強いし三竿もうまいなと。J1いったらこんなDFがゴロゴロいるんだろうな。

大分は終盤はパワープレーだけど、単純に長いボールをFWに放り込んでくるのではなく、裏抜けやサイドに奥にボールを流して起点を作ってサイドからクロス。エドゥアルドネットもあのあたりもうまいし、自分たちの特徴をよく理解しているというか。ヴェルディ側のゴール裏から見ていて、あんなに上手にFWにパスを通すフィードを蹴るチーム、J2ではほぼ見たことない。

ただ、クロスにはボニがしっかり対応。最後はお疲れ様な梶川に代えて弘堅を入れて守備も強化。久弥は、ややクロス対応は甘いところがあるなという感じだったけど、身体能力を生かしたシュートのセービングでピンチを救う場面もあり、デビュー戦としては上々。結果として、2試合で5失点を喫してしまった長沢に対してゼロで抑え、ビルドアップ面でも一本判断が遅れたシーン以外はに問題はなさそうだったので、たとえ高木和やマテウスが帰ってきてもこのままいくんじゃないかと。

まとめ

トピックとして、竜士が200試合セレモニー。じいちゃんばあちゃんと一緒にちょっと恥ずかしそうにしながら写真を撮るあの感じ、素敵。ヤンキーみたいなちょい悪の子だけど家族の前で見せる笑顔は本当に素敵。このあたり、本当に愛される選手の所以。

そんなセレモニーと同時に、凌我が50試合出場達成。昨年から全試合出場継続中なので、当然最短記録。他のクラブ含めて、ルーキーとして入団後の連続出場記録ってどんななんだろ。。

さてさて次はホーム熊本、そして来週はアウェイ山口と続く。ここ数試合の相手に比べるとやや力は落ちるチームとはいえ、油断なんて到底できない。確か2017年、名古屋に勝ち、アウェイ町田のアンカズドンの後にアウェイ熊本で0-4大敗、そこからズルズル負けが込んでいったのをなんか思い出しました。ただ、今のチームはメンタル面も充実していて、そんな油断すらしないはず。来週も、楽しいゲームをしましょう。

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