2019/01/29
いやーマジで?本当にびっくり。
バスケス・バイロンは2018年の青森山田のエースとして君臨し選手権優勝に導いた、レフティのドリブラー。当時からその活躍は華々しく、ドリブル一辺倒というきらいはあったものの、J1クラブが手を出してもおかしくない逸材。当時、関川郁万を擁する流通経済大柏との決勝戦でも圧倒していた記憶があります。
ただ本人は日本での生活が長く日本語も問題ないものの、国籍はチリであり外国人枠の問題からJリーグにいっても出場機会が限られることもあり、当時はまだ地域リーグ所属のいわきFCの入団を決意。ご存知、アンダーアーマーの参画により国内屈指の施設を誇り、サッカー界のフィジカル革命を起こしたクラブ。
高校レベルではすでにフィジカルでもテクニックでも圧倒していたものの、プロでもやっていけるフィジカルを身に付け、「世界で戦っていく」ためにあえてトップレベルではない進路を選択した選手。昨年は母国のチリのクラブでもプレーしていました。
高校サッカーを見ていた人にとっては、「あのバスケスがついにJリーグにやってくる!」ということで、他からの注目度も高まるはず。はっきり言って海外志向の高い選手だから「踏み台」的なところも少なからずあるだろうけど、ヴェルディのために戦ってくれるならそれでOK。左利きドリブラーってことで、阿野や橋本の出番は少なくなるだろうけど、山下が抜けた右サイドで躍動してくれることを期待します。