【2020ライバル雑感】FC町田ゼルビア

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長きにわたり指揮を執った相馬監督が退任し、今シーズンからはランコ ポポヴィッチが2011年シーズン以来の監督に就任。強烈な横圧縮をかける昨シーズンまでの戦い方はやや独特のものであったものの、それをベースにポポヴィッチの求める攻撃的なスタイルを積み上げていくという狙いか。

補強の目玉といえるのは、アレン　マソビッチとステファン　スチェポビッチの両セルビア人FW。まだちゃんとプレーは見てないので何とも言えないですが、ともに長身で、J2では嫌がられるタイプになるんじゃないかと。

そのほか、高校サッカー選手権で旋風を巻き起こした帝京長岡の晴山岬以外はすべてレンタル。マリノスの吉尾海夏、アントラーズの小田逸稀、ガンバの髙江麗央、FC東京の廣末陸の若手4人と、ベルマーレの秋元陽太、サンフレッチェの水本裕貴のベテラン2人。各ポジション満遍なく補強しており、とくにJ2ではトップクラスのGKとなるであろう秋元の加入は大きい。

アルビレックスへ移籍したロメロ フランクとヴィッセルへのレンタルバックとなった小林友希以外は主力の流出もなく、確実にベースアップには成功。サイバーエージェントのもとクラブとして着実に力をつけており、若手とベテランのバランスが非常に良い今シーズンはダークホースとなるんじゃなかろうか。