【2018振り返り】No.10 FW レアンドロ

違いは見せたが……

夏にヴィッセルから加入。ご存知、元Jリーグ得点王を獲得したストライカーであるものの、昨年と今年前半はケガによりほぼ出場なし。神戸はイニエスタの加入もあったとはいえ、そんな選手がまさかうちに流れてくるとは。

当然ケガの状況がどんなものか……というのが一番の懸念だったわけですが、それが想像以上にひどかった。結果的に出場したのはわずか8試合、285分。常にコンディションを調整しながらのプレーということで、それなりに移籍金を払って獲得したはずですから、コストパフォーマンスはあまりに悪すぎました。

一方でその実力は本物であり、7月のホーム新潟戦ではアラン、ドゥグとともに逆転劇を演出。アウェイ金沢戦でも決勝ゴールの起点になりましたし、ホーム徳島戦では初スタメンで待望の初ゴール。シーズン終盤の戦いのキーマンとなるかと思いましたが、アウェイ松本戦で再び負傷しラスト2試合で欠場。PO大宮戦ではなんとかベンチ入りを果たすもチームがタイミングよく（彼にとっては悪く？笑）勝ち越して守備固めに入ったため、ボールを持つ時間もほぼなし。横浜、磐田戦でもチームの悪い流れを変えるには至りませんでした。

これで年俸数百万ならまだいいですが、それなりの額をもらってるとなると他の選手に示しがつきません。来季もいてくれれば応援はしますが、シーズンをフルで戦うのが難しいとわかりきっている以上、契約を切るか、少なくともかなりコストを抑えないと厳しいっすよ。