コンドルとカモメのVoyage

【Preview】10年分の総緑を力に~2018 J1参入プレーオフ決勝戦vsジュビロ磐田(A)

time 2018/12/07

【Preview】10年分の総緑を力に~2018 J1参入プレーオフ決勝戦vsジュビロ磐田(A)

どんだけきついことがあっても、この試合があるから1週間頑張れた。最高の週末にしましょう。最高の1年の締めくくりにしましょう。

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スタメン予想

ジュビロ磐田のここ4試合のスタメン

普段通りの試合を

自分でも意外だなと感じてるのですが、普通なんですよ。J2での10年間の集大成を見せる大きなゲームであるので、いつも以上の緊張感とかわくわくとか、何か違ったものが生まれるのかなと思ったのですが、普通なんですよ。いい意味でいつも通り。

すげー楽しみなのは変わりません。でも、あくまで1試合。
「42試合のマラソンではなく、42本の短距離走」とシーズンを例えて言ったのはロティーナ。そう、この試合もいままで同様に全力で駆け抜けるだけなんです。

それは俺らサポーターもだし、選手たちもそうなんじゃないかと。相手は確かにJ1で特別なゲームだけど、今までと同じようにロティーナやイバンが分析して、自分たちが積み上げてきたベースを元に、相手の対策を立てる。奇抜な作戦なんてありません。

さて、ジュビロ。
さすがにJ1までは試合を見きれないので、彼らが今シーズンどんな戦いをしてきたは正直わかりません。ただ一つ言えるのは、個々の能力はヴェルディの選手を圧倒していること。川又、大久保、中村俊輔、カミンスキー、田口、山田大記、アダイウトン、ムサエフ……。ヴェルディにきたらみなレギュラークラスの選手たちばかりです。高橋祥平ってのもいますね。局面局面で厳しい戦いを強いられるでしょう。

と、同時に。
最後の最後まで接戦だったとはいえ、彼らはJ1の16位です。J1上位に比べたらチームとして実力が劣るのもまた間違いありません。もちろん、ほぼ同勝ち点だったとはいえ所詮J2で6位のヴェルディであるわけなのですが、少なくともとんでもない実力差があるわけではありません。天皇杯で山形が大きな躍進を見せ、うちもコンディションのいろいろはあったとはいえ浦和にサブメンバーで互角の戦いを繰り広げました。
1試合単位なら十分ひっくりかえせる程度の差のはずです。

うちにとって大きな不安要素が、相手のメンバーが読みにくいこと。川又、俊輔、アダイウトンあたりはコンディションがあまりよくなく、スタメンなのかベンチスタートなのかはちょっとわかりづらい。ある程度事前の分析ありきで、それがピタっとはまればスタートからグイグイいけるし、ハマらなかったら低調なまま前半を浪費することがあったヴェルディにとってはちょっと嫌。とはいえリーグ終盤に向かうにしたがって、自分たちの判断とアドリブ力で対応できる力はついてきましたが……。

とにかく。
うちはシンプルに勝ちにいくだけ。大宮戦、横浜戦と同じく、0-0の時間が長くなれば迷いが生まれるのは相手の方。序盤からアグレッシブにいきつつ、0-0でも焦らないという心持ちで粘り強く戦っていけば勝機は見いだせるはず。

ヤマハに行けるサポーターは、来れないサポーターぶんまで全力で。10年もの長きにわたるJ2生活に決着をつけましょう!

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