2019/01/29
えてしてこういうもんだなぁと思うのが、本当にこういう時期になると上位のチームは負けない。というか勝つ。今節も直接対決となった町田vs大分以外、ライバルはみな勝ち。うちもまだその土俵にちゃんと乗れてるんだなぁと思った勝利でした。
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結果
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2018明治安田生命J2リーグ第37節
水戸ホーリーホック vs 東京ヴェルディ
2018年10月14日(日)
@ケーズデンキスタジアム水戸
14:03キックオフ
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=====水戸=東京V=====
(前半) 0 - 1
(後半) 0 - 0
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合計 0 - 1
●得点者
(42′) 佐藤 優平(東京V)0-1
スタメン
(82’)李 栄直(out)→アラン ピニェイロ(in)
(88’)泉澤 仁(out)→林 陵平(in)
(90’+3)佐藤 優平(out)→井上 潮音(in)
(70’)バティスタ(out)→ジェフェルソン バイアーノ(in)
(76’)小島 幹敏(out)→船谷 圭祐(in)
(76’)黒川 淳史(out)→茂木 駿佑(in)
ハマったシステム変更
この試合、まず大きな変更は3バックの採用。香川、平、井林で組み、泉澤を左ウイングバック。優平が左、ヨンジが右のウイングに入りました。
いくつか狙いがあるなかで、まずはビルドアップ。2トップの水戸に対して3バックで数的優位を作り、両サイドのセンターバックから前進していこうというもの。加えて、相手4-4-2のCB、SB、DH、SHの四角形の間、ハーフスペースで優平やヨンジが縦パスを受けて起点を作っていこうというもの。
ビルドアップの面ではまぁまぁうまくいっていたのかなと。ただ前進はできたものの、右は井林なのでそんなに攻撃力を出せない。そこは梶川がサポートに入ってうまくカバーしていた感じがしました。とはいえ、そもそも中央が平ということもあり全体的に左に寄りがちでした。
まぁこの形をやるならビルドアップの面だけ考えれば永田を中央に据えるのが適切なんでしょうけど、そこは何かあった際に4バックへ戻したりしやすいようにというのがあったのかも。右も田村のほうが…というのはありましたが。ただまぁ香川がいることでこの形を試すことができたのは、この試合の収穫でもあります。実際のとこは、ちょっと香川と泉澤でレーンがかぶってしまうことがあったりで、あんまりうまくいってる感じはしませんでしたがね。
先制点は42分。
平の縦パスから、ドゥグ、ヨンジとつなぎ最後は優平に渡して鮮やかなミドル。優平はアップのときからこの角度のシュートをいい感じで蹴れていた(ポストに3本くらい当ててたけど)ので、やってくれると思ってました。中盤のときはいろいろなところに顔を出してゲームを作り、ウイングに入ったら高いフィニッシュ精度でゴールを奪う。なんというか、ゾーンに入ってる、今の優平はそんな感じでしょう。
ただ、後半になると少しペースが落ち、負傷で途中出場となったジェフェルソン・バイアーノが出てきてからはチャンスを多くつくられてしまいました。うちも寛也と皓太が不在とはいえ、相手のここ数試合の攻撃をすべてを担っていた伊藤涼太郎とバイアーノの2トップがケガで不在だったのは、相手のダメージは大きかったのかと。この2人がスタメンだったら、正直分からなかったでしょう。
まとめ
とにかく勝ちは勝ち。結果論だけどシュート数も少し増えたことで、クリーンヒットしなくても相手を脅かす事ができて、攻撃のリズムが生まれていたように感じます。もちろん、なんでシュートを打てないのか?をもっと具体的に掘り下げて解決していくことも大切だとは思うのですが、打とう、なんとかしようという気持ちはなんとなく伝わってきました。
結局後半の半ばあたりからまた何もできない時間が続いたのは課題ではあるものの、今シーズンここまで久々の負けのあとに切りかえて勝つことができていなかったので、なんとかそれを達成できたのは良しとしましょう。
残り5試合、次は強敵の徳島。ホームで勝ちましょう。
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