2019/01/29
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スタッツ
出場:11試合(先発5試合) 567分
得点:0
アシスト:1
今年もケガに泣かされた1年
ケガをしない、っていうこともサッカー選手として大事な才能の一つなんですよね。そういう意味では、潮音は本当に残念というか、本人だけの問題なのかクラブとしての環境の問題なのか。
ケガさえなければ、幸輝やアンカズと同じで今頃50試合くらいに出場して経験を積み重ねて身体も強くなって、J2屈指のボランチとしてその名をとどろかせている選手だと思うのですが。ホントもうそれだけです。
開幕前に負傷したものの、ギリで徳島戦でベンチに滑り込み。ところが中後が前半で早くも負傷して交代で入ると、そこから4試合スタメンで連勝に貢献。ところが5節岐阜戦で負傷。
6月の愛媛戦で復帰して途中出場したものの、次の町田戦に出場後にまた負傷。
37節で再びベンチ入りしてからは最後までなんとか乗り切り、皓太の不在により最終節徳島戦では3月依頼のスタメン出場したものの、結局年間通してフル出場は1試合のみ。彼の持っている実力を考えると、たとえ2年目のシーズンであっても、残念です。
これだけ負傷しながらも復帰したらすぐ起用されるあたりはロティーナから相当な信頼を得ているのは確か。ボールを持ったときの技術、相手のプレスの方向を確実に把握してクルっとかわすターンは一級品。加えて、実は守備のポジショニングも良くて、いるべきところに必ずいるんです。だから中盤にポッカリ穴が開くようなこともほとんどなくて。遠藤保仁なんかもそうなんですけど、フィジカルは強くないしパワーやスピードがそこまでなくても、立ち位置だけでしっかり守備ができることも良いボランチに必要な技術。
潮音に必要なことは、ケガをしない身体づくりもそうだけど、あとは攻撃で決定的な仕事をすること。まずは初ゴールをゲットしましょう。いいシュートチャンスは割とあるんだから、そこでバシっと決めてくれると試合が締まるんでね。
来シーズンに向けて
ケガをしないこと、それだけでしょ。本来ならもう他からオファー殺到してもおかしくないし、いずれ代表で三竿とダブルボランチを組むなんてこともあると信じてますから。