2019/01/29
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来場日
2014/8/10 J2 第26節
大分トリニータvs東京ヴェルディ
アクセス
大分駅よりバス 25 分 360円
大分空港よりバスで1時時間強、「パークプレス大分」バス停から徒歩10分。
人里離れた山の上のスポーツ公園の一角に位置する巨大なドーム。地元民は基本的に車で来るようだ。アウェイサポとしては空港から行くことになりそうだけど、それなりに時間かかるうえにバス停からもそびえ立つ階段を登るという洗礼もあり。
時間があるなら、小倉まで新幹線で行ってそこからソニックで大分駅まで行ったほうが楽かと思われる。
大分駅のバス乗り場は、大分駅北口出てすぐのバス乗り場ではなく 1 分ほど歩いた先にある大分バス本社前 3 番乗り場(マクドナルドの前)。ここから、キックオフ 3 時間前から直通シャトルバスが出てる。
ほんとに国際試合やってるのかよ、と思うようなアクセスの悪さです。
なお、帰りの大分駅へのバスは、駐車場を出る道で一般客の車で渋滞するので、40~45分を見込んだほうがいい。
スタジアム内施設
2002年の日韓ワールドカップの会場ともなり、日本代表戦も開催されている巨大スタジアム。構造上陽が当たらなかったり、掘り込み式のため空気の循環が悪かったりで芝の根付きが悪く代表戦の会場が変更になったりとサッカーのスタジアムとしては致命的な問題は抱えていたが、いまではだいぶ改善された模様。
見るほうとしては壮大で美しい外観で施設としては立派な大銀ドームのなかを見ていきましょう。
-場外
大規模なイベントも開催されることから、広大なスペースが広がっている。この日は直前に台風が接近していたり、そもそも J2 だからってのもあるかもしれないけど、残念ながらこのスペースはほぼ何もなく寂しい限り。ホーム側のゴール裏のゲートでは、スタグルが出てたりするらしいけどアウェイサポは近づけないし。
この広大なスペースをもっとうまく使ってサッカー以外の楽しみを作ることできたら、もっと楽しい場所になると思うんだけどなぁ。やっぱお金の問題?
-メインスタンド、バックスタンド
2 層式でほどんどの座席が屋根に覆われている。スタンドの傾斜も十分なうえ前後スペースも安全なくらいゆったりしてるので、陸上トラックの存在を感じることなく安全・快適に観戦を楽しむことができそう。
-ゴール裏
こちらは一層式。ワールドカップ基準のため全席個別座席で、前後幅も広いから安心して飛び跳ねることができる。アウェイ側の後ろに大型ビジョンが設置されてるけど、真下を除けばどこでも見れることができる。
-コンコース
この収容人数の割にはちょっと狭いかな・・・という感じだけど、まぁ満員になることはしばらくないだろうし。。完全に屋根に覆われてるし、トイレもきれいなんだけど。まぁ雨が降ってもスタンドで待機できるぶん、コンコースはそこまで広くなくて良いのかな、と思ったり。
-その他
近代的なデザインの屋根は開閉式で、雨天の日などは閉じるので雨の心配もしなくて良い。どっかのドームと違って開閉も20分でほとんどお金の掛からずにできるらしい。
楕円形の形に中央だけ屋根のその風貌は、完成当初に「ビッグアイ」との愛称がついていたけど、九州石油、大分銀行がネーミングライツを入手して以降は全く聞かなくなってしまったね。
入場ゲートは電動式バー(ディスニーとかにあるやつ)なので入場するのにちょっと時間はかかるけど、ゲート毎の入場者数が自動でカウントされるから運営的には楽そう。ちなみに、この日のヴェルディ側は試合開始1時間前の段階で48人でした…台風近づく、日曜のナイトゲームということもあり。
アウェイ側ゴール裏には毎試合、大分市の観光ブースが出てアウェイ側の客のみを対象としたプレゼントが当たるクイズをやってるとのこと。50分の1の確率で豊後のステーキが当たるというなかなかないチャンスだったんだけど・・・
なお、大分市の観光大使といえば、ご存知、指原莉乃。写真は古っ。
スタグル
メイン、バック、ホームゴール裏のコンコースにそれぞれ屋台が出店。半場外のため火を使った料理が提供され、もちろん大分名物の中津からあげも揚げたてを堪能できる。以前はアウェイ側は隔離されてて悲惨だったらしいけど、今はメイン・バックなら自由に通行できる。
なお、この日は天候もあってか種類はさほど多くなかった。いつもはもっと多いのかな
あと、売店の飲み物はペットボトルが200円なんだけど、コンコース上で通常価格で普通に売ってるんだけど・・・
中津からあげ 600円
このボリューム、揚げたてアツアツ。もう言うことないっす。
一人でこの量食べたら、さすがに他の物を食べる気は失せました(笑)
スタジアム外施設
大分といえば、湯布院、別府の温泉街でしょうか。
自分は別府からバスで20分くらいの鉄輪の温泉街に行き、「鬼石の湯」に浸かってきました。入浴料は通常 620 円、ネットで誰でも出せるクーポンで 500 円。
地獄めぐりという温泉をめぐる散歩もできるけど、全て回ると 2 時間くらいかかるということで断念。温泉の後は、↓のもの食べてゆっくりしやした。
地獄蒸し寿司(タコ) 1100円
味付けされたタコと、大分産のじゃこがのったちらし寿司。温泉で 15 分ほど蒸し、ホカホカになって提供される。
地獄蒸ししゅうまい 500円
4種類のしゅうまいが2個ずつ。彩もキレイで見ても食べても楽しめる。もちろん蒸したて。
焼き蒸しプリン 300円
ほのかに香るブランデーにそそられるプリン。まぁプリン。うんプリン。特徴は・・・?
その他
●九州Jリーグホームタウン連携会議
九州のJクラブが連携して、イベントをやったりしとるようです。この日は各クラブのマスコットが揃ってきてたり。九州といい、四国といい、協力体制のもと作られるライバル関係っていいよねって思う。北関東ダービー、TOP OF 北アルプス、緑カップ、J2 にはさまざまな協力ライバル関係があるでしょ。関東って、なかなかやらんよね。多摩川クラシコくらい?同県に6つもクラブがあるあの県は、なんか協力してるとこあんま見たことないけど。
さてさて。
経営難もありなかなか厳しい状況にあるトリニータだけど、スポンサーはそれなりについてるし、この大銀ドームもかなり格安の金額で使用していると聞いてる。過去にナビスコカップを優勝したあたりにピークを迎え、その後いろいろあり今は J2 で戦っているけど、地域のバックアップは相変わらずの高さらしい。
試合前に、ボランティアのおばちゃんともちょっと話しました。
「いち地域のちっぽけなクラブが、一時的だけど日本のサッカーのトップになって、あの頃のこのスタジアムでの興奮は長年生きてて最も楽しかった。
今は廃れてしまったかもしれないけど、あの雰囲気をもう一度味わいたいからみんなずっと応援してるし、この時間が生きがいとなっている。もういい年だけど、毎年毎年楽しいわよ。」
そう言ってました。
「大分じゃ大したニュースもなくて他の県がいまどんな感じかわからないのよ。だから、全国各地のいろんな人とおしゃべりするために毎回アウェイ側のボランティアやってるのよ。」
とも。これは別に大分だから特別ってわけじゃないけど、その地域に J クラブが存在する意義を感じ取ることができた時間でした。
コメント
[…] ・北九州市立本城陸上競技場 ・レベルファイブスタジアム ・大分銀行ドーム ・うまかな・よかなスタジアム ※coming soon ・ヤフオク!ドーム ※coming […]
by スタジアム一覧 | コンドルとカモメのVoyage 2017年1月8日 8:41 PM