2019/01/29
もはや悔しいという感情すら生まれないってのが何より辛い。「ゴールを奪え」「カモン ヴェルディ」って歌い続けてても、「なんかこのまま終わりそうだな…」って思っちゃうんですよ。ただただ時間が流れていった90分間…
➡ 続きを読む
sponsored link
結果
=====東京V==岡山====
(前半) 1 - 0
(後半) 0 - 2
=================
合計 1 - 2
●得点者
(4’)李 栄直(東京V)1-0
(50’)仲間 隼斗(岡山)1-1
(83’)上田 康太(岡山)1-2
スタメン
(59’) 内田 達也(out)→新井 瑞希(in)
(87’) 森田 晃樹(out)→澤井 直人(in)
(90’+1) 李 栄直(out)→カン スイル(in)
(78’)中野 誠也(out)→福元 友哉(in)
(85’)関戸 健二(out)→武田 将平(in)
(90’)増谷 幸祐(out)→椋原 健太(in)
ヨンジはやっぱりフォワード
この試合ではスタメンを変更。ヨンジがスタートから最前線に入り、ディフェンスラインには若狭が入りました。ヨンジは、レアンドロと河野を負傷で不在のため、若狭は縦パスを入れられるため、と永井さんはあくまで攻撃面でのチョイスだと説明しています。実際のとこはわかりませんが、セットプレーの守備にかなり安心感が生まれたのは間違いありません。また、相手のキーマンである仲間に若狭を当てて抑えるという効果もあったように思います。
守備面でもチーム全体で改善は見えました。攻撃時は3バックでに近い形で回し、ジャイルトンは右の大外、クレビーニョはやや下がり目のインサイドに位置取る。数字で表すと難しいですが、これまでの4-4-2で右サイドだけ片上げしたというか。これにより右サイドで数的優位を作りやすくなってましたし、クレビーニョが飛び出して行った時には梶川あるいは理仁がカバーの位置に立つなど、ネガトラの対策をしているように見えました。守備時の内田は左サイドバックの位置でしたね。
前半4分に相手のミスを突いて先制。確かにパスミスはありましたが、ジャイルトンのスピードと球際の強さが生かされました。そこにしっかり走り込むヨンジもGood。まぁでも結局、これ以降は何かあったってけなぁ…と。当然あの暑さで運動量も判断力も落ちるのはわかりますが、全体的にフワフワフワフワ。
唯一の発見というか、ヨンジは振り向きざまの意表を付いたミドル、新井のクロスに合わせたヘッドと、少ないチャンスの中でも相手ゴールを脅かしました。センターバックやボランチでプレーしていたシーズン前半は、守備能力はそこそこありながらもメンタル的な安定性にかける感じはしていたので、それなら前線に専念してもらったほうが良さげ。まぁ彼以上に点を獲れそうなFWが現状いないのがそもそも問題ですけど。
結局ヨンジをこういう使い方をすることになるなら、陵平の移籍は本人の意思が多分にあったとはいえ、なんとか引き留めることはできなかったもんかねぇと思いますが。
残り5分を切ったところで、澤井、そしてカンスイルを投入。まともにボールを触ることさえできずに終了。なんやねんそれ。
駒沢はビジョンが背中側にあるから時間が見えない。アウェイではこういうことはよくあるのでたまに振り返って確認するんですが、昨日はほとんどしてませんでした。だいたい時間を見なくても1点差を追ってるわけだし、選手たちが必死に1点をもぎ取りにいこうとすればそれを見てて残り時間を感じることはできるんですけど、この試合は最後までそんな必死さみたいなのは見えず、淡々と時間が過ぎていって試合終了。「え、終わり?」って感じでした。なんというか、勝利への執念を自分はこの試合の選手たちのプレーからは感じることができませんでした。
まとめ
うーん。新しい理想に向かって進む、ってのは別にいいと思うんですよ。でもそれって勝利を目指すことが大前提にあるはずなんですけどね。なんかそれが失われているような気がしてならないのが残念というか無念というか。
来週は琉球。本来であれば、シーズン後半で盛り上がっているところに、初めての沖縄!…って楽しみにしてたはずなんですけど。結局仕事で行けなくなったわけですけど、行けないことがあんまり悔しくないと思ってる自分が悲しいです。来年もあるし、って。
非常にモチベーションの持ちどころが難しい残り7試合、このまま終わりたくないんだけどな…。
➡ 折りたたむ